内的感覚タイプは、主観の内側の
感覚を大事にするタイプです。
独自の感性というよりむしろ、
目の前の事をコツコツ積み上げて、
何かを築き上げるタイプです。
世界に誇る職人技、そんなタイプです。
もちろん、これはビジネスの
世界で大きな武器になります。
が、それだけでは通用しない、
全体像から見ると偏りがあるものです。
コツコツ職人タイプの
内的感覚タイプが上司の場合は、
コミュニケーションが課題となるでしょう。
技術的には優れているものの
上司としてのコミュニケーションの能力は
難点がある傾向にありますから、
黙っていたら放置…となりかねません。
部下の方から積極的に交流を求め
動いていくことが重要になります。
その上司から優れた技術を学ぼうとしても、
説明したり教えたりするのが
上手なタイプではないです。
上司からのアドバイスを待つのでなく、
自分から盗もうとする気概が
内的感覚タイプの下で能力を
伸ばすコツなのです。
その人の経験に基づいた
独自の内的世界観があるのですが、
それは万人に通用するものではありません。
内的感覚の上司とのうまい付き合い方
また外部とのやりとりは苦手なので
橋渡しの通訳のような役割も
部下には求められるでしょう。
言葉少なめで、淡々と進むという感じです。
逆に言えば、コミュニケーションによる
摩擦や誤解も少ないとも言えます。
「ああしろ」「こうしなければいけない」
とうるさい指示を出すタイプでもありません。
ただ独自のその人なりのこだわりがある場合、
それを部下にも求めることがあります。
それに対して
「なぜそれが必要なのか?」
と尋ねても、明確な答えはありません。
疑問を挟まず相手に合わせる
というのが必要な場面もあります。
仕事での技術的な質問、専門的な悩み、
こうしたものを打ち明ければ
親身に乗ってくれるでしょうが、
感情的な相談、家族の悩みなど、
居酒屋で親身になって聞いてくれる。。
そんな事は内的感覚の上司に
期待してはいけません。
部下として上司の女房役になるつもりで
優れた技術を時間をかけて伝承する
我慢強く付き合うのが肝要です。
また、抑うつ傾向が強い人もいます。
べったり付き合うよりも
プライベートと仕事はきっちり分ける、
など、ほどほどの距離感を保つのも大事です。
内的感覚の部下との付き合い方
内的感覚タイプの部下の場合、
得意な領域と与えた仕事がマッチすれば、
機嫌よくいい働きをするでしょう。
コツコツまじめに、安定して結果を出します。
その分野を放っておいて任せておけば
きちんと仕事を仕上げてくれるはずです。
ただ、そのマッチングがうまくいかない場合、
上司も部下もお互いに摩擦を抱えてしまいがちです。
その人が持つ能力を仕事に合わせるのに
時間がかかることが多いです。
内的感覚の人は、馴染み深い仕事
であるほど、うまくできます。
が、実際の仕事では過去の延長線上
だけで通用するわけではありません。
彼らは新しい仕事を覚えるのが苦手です。
ストレスを抱える場合もあります。
内的感覚は一言で言えばマイペース
ペースが合えば力を発揮し、
ペースが合わないと力を発揮しにくい。
仕事は集団で行うものですから、、
上司は忍耐強く、辛抱強く育てて
行かなければいけません。
コミュニケーションの摩擦
内的感覚の人はオタク気質、
自分の趣味の領域は深く知識があっても、
流行や常識に疎い事も多いです。
適切にコミュニケーションを取るのも
なかなか難しいですから、
お互いに誤解や勘違いによる
摩擦も生まれるでしょう。
また無理をさせると体調を崩したり
抑鬱状態になったり、
いきなり暴発することもあります。
そういった対応に苦労することもあります。
また、自分のペースを大事にする
内的感覚の特徴がありますから、
フレキシブルなタイプは
接するのが難しかったりします。
予定もないのにいきなり「飲みに行こう」
というような突発的が苦手なのです。
うまく行かないことが1つあると
それをきっかけにどんどん崩れてしまいがち、
立ち直りに時間がかかる事も多いです。
上司は心理機能を理解して
良き理解者として、サポート
してあげるのがベストでしょう。
自分のペースを掴みさえすれば、
ブレずに淡々と目標に向かって
歩んでくれるはずです。
仕事をする上で頼もしい存在です。
が、根を張るには時間がかかります。
外的感覚タイプが器用にスピーディーに
なんてもこなせるタイプが多いです。
早熟の天才タイプと言えるでしょう。
一方で、内的感覚タイプは大器晩成型です。
全ての部下を同じに接しない事
我慢強くサポートする
上司はカウンセラーになったつもりで
じっくり話を聞いてあげましょう。
人間関係、コミュニケーションに関する
悩みは尽きないタイプです。
内的感覚タイプが誰かに持つ不満、
内的感覚タイプに対して周りが持つ不満、
簡単に言えば、ペースが合わないのです。
職場のいざこざは尽きないはずですが、
何かトラブルがあったときも
誤解されやすいタイプだけれど
こういういいところもあると、
相手の長所も言葉にしてあげて
自信を取り戻すサポートをしてあげましょう。
外的感覚タイプの部下は、
早く結果を出せるが安定しない、
内的感覚タイプの部下は、
時間がかかるが安定する。
どちらが良いか、一長一短です。
どちらも才能を引き伸ばせるかどうかは
上司次第とも言えるのです。
この両者はアプローチ法が真逆なのです。
普通はこうした観念はなく、
同じに接してしまいます。
性格を俯瞰してみる、性格心理学は
大きな視点を持つのに役に立ちます。


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