微生物と発酵食品の深すぎる世界

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蜂蜜酒の滋養強壮効果、ハネムーンの語源と意味

結婚したての新婚カップルが 旅行に行く新婚旅行は特別に ハネムーンと呼ばれます。 (Honey Moon 蜜月) つまりハニー(蜂蜜)のことですが、 実際この言葉は、蜂蜜より 蜂蜜酒からでた言葉だそうです。 今や蜂蜜酒よりもこちらの 言葉の...
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最古の歴史を持つお酒、蜂蜜を発酵させた蜂蜜酒ミード

さて、人類は発酵という 自然界の不思議な現象に触れ、 やがて慣れ親しむと人工的に 発酵技術をコントロールし、 お酒を作るようになりました。 そして人類とお酒の付き合い の歴史は始まるのです。 特定の条件を与えれば 酵母は発酵をスタートさせま...
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特権としてお酒の独占から大衆化へお酒の浸透

さて、 食物を発酵させてお酒を作る その精神に作用する不思議なものは 前回紹介したように、 祭祀と結びつくようになります。 恐らく当時は神官や王族のみに許される お酒は独占的なものだったのでしょう。 しかし、徐々に酩酊することの 楽しさが知...
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インド、バラモン教の酒の神「ソーマ」

日本の古代の祭祀においても お酒の力は特別視されていただろう。 と前回紹介しましたが、 古代インドのバラモン教の聖典 「ヴェーダ」にも鮭の神は現れます。 ヴェーダは今から約3000年前に 作られた祭祀用の呪文集と言われますが、 多くの神々が...
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人間とお酒、神様との関係、発酵と酔いという高揚感

お酒という存在は、狩猟採取時代 から既に知られていました。 私たちが教科書などからイメージする 素朴な時代から既に存在したのです。 発酵という現象は自然界では 日常的にみられる微生物の営みです。 当時の人類も腐敗した食物が 健康に与える危険...
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酒文化の時代区分、人類とお酒の付き合いと発展

生活の中で「発酵」 という神秘現象を知った人類。 やがて酒と出会い、 多種多様なお酒を手にするまでに発展します。 時代を追うに連れて、 お酒の作り方は洗練され、種類も増していきます。 世界史の分類として、 1. 狩猟採取時代 2. 農耕の開...
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世界のお酒と人類にまつわる歴史、グローバルな発酵世界

バーなどに行くと、 世界中のお酒が置いてあり、 楽しくなります。 日本酒、焼酎、ビール、ワイン など馴染み深いものだけでなく スコッチ、バーボン、コニャック、ジン、 ウォッカ、カナディアンクラブ、ラム、 と世界各地のお酒が綺麗に たなに仲良...
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前回紹介したオパーリンの コアセルベートですが、 実験室で作ることのできる 原始細胞の模型として 高く評価され、 その後生命科学を扱う教科書 などでは、 オパーリンは 「生命起源の研究の父」 としてほぼ必ず紹介されています。 しかし、 実は...
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生命体の起源モデル、オパーリンのコアセルベートとは?

生命体が発生した 原始地球がどのような 環境であったか 一通り見てきましたが、 大気組成1つをとっても 不明な点がたくさんあります。 現代科学をもってしても、 35億〜46億年という 時間を遡るのは、 並大抵のことではないのでしょう。 と...
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熱水鉱床に存在する生物、バクテリアが生命体の原始か?

原始の海では、 始原物質(無機物)から アミノ酸、核酸塩基、糖、脂肪酸 などの低分子化合物が生成され、 この低分子化合物が 次々につながり、 タンパク質、核酸、多糖、脂質 などの高分子化合物が 生成されました。 そして、高分子化合物は 相...
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