2021-03

微生物と発酵食品の深すぎる世界

前回紹介したオパーリンの コアセルベートですが、 実験室で作ることのできる 原始細胞の模型として 高く評価され、 その後生命科学を扱う教科書 などでは、 オパーリンは 「生命起源の研究の父」 としてほぼ必ず紹介されています。 しかし、 実は...
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生命体の起源モデル、オパーリンのコアセルベートとは?

生命体が発生した 原始地球がどのような 環境であったか 一通り見てきましたが、 大気組成1つをとっても 不明な点がたくさんあります。 現代科学をもってしても、 35億〜46億年という 時間を遡るのは、 並大抵のことではないのでしょう。 と...
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熱水鉱床に存在する生物、バクテリアが生命体の原始か?

原始の海では、 始原物質(無機物)から アミノ酸、核酸塩基、糖、脂肪酸 などの低分子化合物が生成され、 この低分子化合物が 次々につながり、 タンパク質、核酸、多糖、脂質 などの高分子化合物が 生成されました。 そして、高分子化合物は 相...
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海は生命の源か?原始の海の誕生と生命体発生の関係

「母なる海」 と言われるように、 海というのはあらゆる 生命の源と言われます。 生命はどこから誕生したのか? と考える上で、 前回まで見てきた大気組成 だけでなく、 原始地球における海の環境 というのも重要なポイント になってきます。 そ...
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人工的な地球のミニチュア版の、バイオスフェアの実験

酸素が植物の光合成によって 増えてきたわけではないという説、 前回紹介した実験以外に、 アメリカ・アリゾナ州での 「バイオスフェア2」 というものがあります。 地球上は、その地表の70パーセントが 膨大な水に覆われ、 太陽エネルギーが仲介す...
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植物による呼吸、光合成と酸素濃度21%の関係

光合成のシステムそのものは、 35億年前からほとんど 変化しないということが分かっています。 これを確かめた実験があります。 数種類の植物について、 それぞれを気体を扱う時に 用いるガラス容器(ベルジャー) を使った閉鎖系に閉じ込め、 中の...
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地球に酸素が増えたのは植物による光合成は本当か?

酸素が増えた理由として、 植物による光合成 の結果であると言われています。 現在の地球に存在する生物の大部分は、 私たち人間を始め、 酸素なしには生きていけない ものがほとんどです。 まだ二酸化炭素に包まれていた 原始地球に、 初めて誕生...
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原始地球の大気組成、太陽系の中で地球だけが異質

宇宙に惑星ができた由来 これを考えると… 太陽系の惑星は、 どれも同じ素材から一緒に 生まれた兄弟のようなものですが、 その中で、 地球だけが生命体を発生させる 環境条件を持つことができたのです。 現在、地球を取り巻いている 大気ガスについ...
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生命体の誕生前の地球の姿、環境から考えてみる

進化論により、 人をはじめとする高等な哺乳類も 昆虫も植物も、 皆時間を遡っていくと 簡単な構造の微生物に行き着く ということが明らかになりました。 では、 そのあらゆる生物の 大元となった生命体は どのように発生したのでしょう? 何を材...
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ラマルク、ダーウィンの進化論の生命科学への影響

それまでの生命に対する考え方。 自然発生にしろなんにしろ、 生命はいつでもどこでも 発生していると考えられていました。 つまり、 時間の概念が欠けていたのです。 進化論では、 現在、地球上に生存している あらゆる生物は、 ある日突然できた...
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