エニアグラム、性格タイプ5:調べる人、観察者

古代から人類は人間の性格を分類する
取り組むをやってきましたが、

大きく、感情・行動・思考と分けるのが
古今東西のあらゆる性格タイプに見られる特徴です。

エニアグラムではタイプ5から
思考センターとなります。

もちろん私たちは全てのタイプを
それぞれ持ち合わせていますが、

なんらかの優位な部分を自我として
持ち成長をしてゆくものです。

他のどのタイプよりも、物事がなぜ現状のように
なっているかを調べたいと思う人です。

ミクロの世界からマクロの世界まで、
宇宙、微生物、動物、植物、鉱物など

外側の客観的な世界から、
想像力による内面の世界などいずれを問わず、
どのように世界が機能しているのか理解したいのです。

おそらく、ユングさんをはじめ性格分類を
徹底的に調べたのもタイプ5の人
によるものでしょう。

彼らはいつも探求し、仮説を立て、
問いを投げかけ、物事を徹底的に調べます。

そして一般的に信じられたような
意見や主義を鵜呑みにして信じず、
大半の仮説が本当に真実かどうか
自分で確かめたいという強い欲求があります。

ではなぜそこまでして自分で調べるのでしょうか。

タイプ5が知識を追求する背景には
世界でうまく機能できるか分からない
深い不安があるのです。

知的な部分の背景には感情的なブロックがあるのです。

タイプ5は他人ほど自分が物事を
うまくこなせないと感じるものです。

だからこそ自身を強めてくれそうな
活動に直接関わるよりも、

自分がより有能であると感じる
思考の世界に「閉じこもろう」とします。

彼らは思考という、現実から少し離れた安全圏で、
物事をどのようにしたら良いか解明することで、
いつか世界に再び加わるだろうと信じています。

タイプ5は、観察し、熟考することに
多くの時間を費やします。

観察に没頭し、あらゆる知識を吸収し、
自信が出てきます。

彼らはまた興奮するような新しい情報に出会い、
新しい創造的な組み合わせを試したりします。

その観察結果を認めてもらえたり、
仕事が理解されていると分かると、
自分の能力が確かめられたことになり、
根源的欲求が満たされるのです。

よって彼らのアイデンティティは
自分自身と自分の考えに分離しています。

タイプ5はその分離された考えそのものを
認められたいのです。

あなたがやってきたプロセスや
感情、気持ちや好き嫌いなども分離します。

タイプ4が
「私の生き方を認めてほしい」とすれば

タイプ5は
「私の考えを認めてほしい」のです。

そこが他のタイプとの違いであり、
摩擦を生む原因にもなります。

なのでタイプ5は知識、理解、洞察を
高く評価します。

彼らのアイデンティティは独特の見識のある
意見を持つ人間であることを軸に構築されているのです。

つまりタイプ5は、すでに既知のもの
確立されているものを探求することに
あまり興味はありません。

社会の枠組みの中常識とされるものに
知的なエネルギーを使うことに情熱を持てません。

どちらかといえば、未知のもの、
見過ごされているもの、思いもよらないもの
秘密のもの、オカルトに関心が向きます。

未知の領域を調べ、他人が知らないものを知り、
誰も体験したことのないものを作り出すこと。

そこに自分の居場所を求めるのです。

それを育てることこそ、独立と自信を
獲得する上で最良の方法と信じているのです。

つまりタイプ5は、安全と自尊心のため、
自分が有能で世界とつながっていると感じられる、
ある程度の専門的知識を少なくとも
1つの分野で持っている必要があります。

彼らの思考パターンは以下のような感じです。

「自分がうまくやれる何かを見つけるんだ。
そうすれば人生のチャレンジに立ち向かえる。
だから余計なもの無駄なことに邪魔されたくない」

彼らはこうして何かの専門家となるのです。

なんであれ自分が熟達できる
安心感のあるものにフォーカスします。

それは数学、科学かもしれません。
音楽、アートの分野かもしれません。
テクノロジー、車の修理、映画かもしれません。

必ずしも学術的分野に限るわけではないのですが、
知性的に自分の関心を捉えた
何かをとことん学び続けます。

良きにせよ悪きにせよ、彼らが探求する分野は
社会的承認を当てにしないのです。

むしろ社会的に認められる、常識的なものに
没頭することは避ける傾向にあります、

自分の考えがあまりに簡単に同意されるなら、
自分のやってきたことは間違っていたのかもしれない
と恐れる傾向にすらあります。

歴史上、パラダイムシフトを起こし、
社会の常識をひっくり返してきた人たち、

ダーウィンやアインシュタインなど
有名なエニアグラムタイプ5の典型です。

彼らは(特に時間が経ってから)ある程度
社会から容認され、有名になりましたが、

タイプ5の多くの人が、
自分の複雑な思考プロセスの中に迷い、

ただのエキセントリックの存在となり、
社会的に孤立したケースも多いです。

そこまで極端でなくても、多くのタイプ5は
孤立し、1人で考えることを好む傾向にあります。

したがって、タイプ5の集中力は、
目覚ましい発見や革新を生み出しますが、

性格がより固着すれば、
自滅的な問題も生み出してしまいます。

彼らの知的探究心、集中力の根源は
不安からきていることを忘れてはいけません。

人生での差し迫った、現実的問題から
目を逸らし、注意をそらす役目を果たすものです。

彼らの不安の源である、
「自分は現実世界でうまくやれないかもしれない」

例えば、対人関係、身体的パワーの欠如、
仕事が見つからない、など

なんであれ、いわゆる常識的な問題解決に
タイプ5は取り組まない傾向があります。

それよりも自分がもっと有能に感じられる
他のことを見つけようとするのです。

ただ、残念なことに、全てのエニアグラムタイプ
が同じループにはまっているのですが、

彼らが知的にどれだけ専門分野に通じても、
この世界に機能で切るかというより根源的な
不安を解決することにはならないのです。

宇宙について誰よりも詳しく知っていても、
自分の家庭を適切に営むことができないなら、、

それは根源的な恐れの解消にはならないのです。

エニアグラムの性格タイプはそれぞれ全て
全体の中の一部に過ぎないのです。

一部をどれだけ頑張ったとしても
全体に届くことはあり得ません。

全体性を取り戻すためには
別の視点が必要なのです。

彼らは地震があり、安定できると感じる
考え、スキル、知識を吸収しながら
それを育て発展することに時間を割きます。

そして自ら学んだ全てを記憶の中にとどめ、
自分の一部としていくのです。

もちろんこれは素晴らしいことです。

現代社会はこうした人物が能力を
発揮できる感情にいます。

彼らの知識、考えは社会の人々の
大きな役に立つものです。

しかし、、です。

このプロセスにタイプ5は夢中になる一方で、
盲点、闇の部分は大きく深くなるのです。

人との関わりを避け、現実的な問題対処能力、
社会的に生きる常識的なものをないがしろにします。

それは、他人との混乱を生むだけでなく、
実際は何より自分を傷つけているものなのです。

エニアグラムは適切に統合された人格を育てるのに
ヒントを与えてくれます、

タイプ5の人のチャレンジは、
自分の想像を刺激する何かを追求しながら、

同時に適切に人間関係を維持し、
自分自身をケアし、健全な生活を送ることは可能。

それを知ることなのです。

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