車であれば、スピードを上げるアクセルも
スピードを落とすブレーキもどちらも大事です。
人生もバランスが極意なのです。
エニアグラムでは自我が健全に発達し、
バランスよく性格が統合されるようになります。
タイプ7は、スピードを落とし、
頭の速さを鎮めることを学び、
自己実現し、健全さを保ちます。
健全なタイプ5のように自分が受けた
印象が深く入ってくるようにするのです。
統合しつつあるタイプ7は、
刺激的な体験、気晴らしの追求に
中毒になることから卒業します。
それよりも観察し体験したことに
十分に長く止まり、
自分自身(主観的)にも周りの世界(客観的)にも
あらゆる驚くべきことを発見します。
こうして彼らが求めている導きを
(これまではそれが刺激と感じていたもの)
よりもたらせるようになり、
自己満足感を受ぶんに得ることができ、
同時に生産性や創造性を高め
社会に貢献できるようになります。
さらにタイプ7が作り出すものは、
人生のあらゆる喜びを伴ったものとなり、
他者にとって多くの共鳴を受け、
深い意味があるものとなるでしょう。
タイプ7はより静かに、集中した思考を育てることで、
自分自身の本質的なものに触れることができます。
そして、これまで散漫していた自分の体験の
どの体験が真の価値を持つかが分かります。
間違った選択をすることや
ベストの選択を逃してしまうことへの
不安に惑わされることがなくなり、
統合へ向かうタイプ7は
自分が何をすれば良いか「知る」のです。
より深みを持って現実を探求することで、
統合するタイプ7の自由や情熱は失われることなく、
過程の一瞬をもっと自由に味わえるようになります。
部分と全体が統合されつつある感覚です。
ただタイプ5が持つまだ未熟な段階の
資質をただ真似すれば良いかといえば、
そうではありません。
思考、感情を切り離し観察するタイプ5
人のニーズに対処する不安の中で
自分自身を見失うことは、
タイプ7にとっての思考の騒がしさを
さらに助長させるだけとなるでしょう。
また自分の本質的なものではない何かに
無理に意識を集中しようとしても
結局それは抑制に基づいたものであり、
うまくいかないでしょう。
タイプ7が思考を沈め、湧いてくる不安を
正直に受け入れ、
世の中はポジティブで楽しいだけでなく
ネガティブなものもあるのだという
当たり前の理りを受け入れるに連れ、
次第に健全なタイプ5の持つ
明晰さや革新性、洞察力が身につくのです。

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