エニアグラム、性格タイプ4:個性的な人、芸術家

誰でも人は人生は映画のようなもの、
人生の主人公な訳ですが、

特にそれをドラマチックに表現したいのが、
エニアグラムの性格タイプ4

個性的な人である彼らは、自らを他の人たちとは
全く違う人間とみなすことによって
アイデンティティを維持します。

タイプ4は、自分は他の人間とは違うため、
誰も理解してくれず、きちんと愛してくれない
と感じています。

多くの場合、自分がユニークで、
特別な才能を持っていると考えますが、

同時に独自であることの不利な条件や
欠点を持っていると考えます。

エニアグラムの他のどのタイプよりも、
タイプ3は自分が人と違うこと、

欠陥を持っていることを敏感に意識し、
そこにフォーカスします。

健全なタイプ4は、自分に正直です。

まっすぐに自分を見るものです。

あらゆる自分の気持ちを認め、
自分の動機や矛盾、感情的葛藤を
否定したり自分を繕ったりする
ことなく見ることができます。

自分が知ったことを全て好きなわけではないですが、
自分の状態を合理化しようともせず
欺くこともありません。

自分や他人から隠そうともしません。

ポジティブなこともネガティブなことも
自分自身をありのままに見ることを
恐れないのです。

健全なタイプ4は、自分自身について、
個人的で恥ずかしいことでも
進んで明らかにします。

こうして自分が何者であるか気づき、
これまでの感情の動きと折り合いを
つけることができます。

またこうした能力によってタイプ4は、
静かな力で苦しみに耐える事が
できるようになります。

ネガティブな部分を直視する、
自分の闇を受け入れることに通じているため
他のタイプなら参ってしまうかもしれない
痛ましい体験であっても消化しやすいのです。

正直であることはもちろん良いことのようです。

しかし現実社会は正直さだけでは
成り立たない部分があまりに多いです。

自分を偽り、ごまかして、他人に合わせ
社会の価値観と合わせて生きるものです。

周りの人がありのまま見なければ、
ありのまま見る人は孤立します。

その正直な態度が、社会生活において
個性的な人となるわけです。

タイプ4は自分の中に欠落したものがある、
と感じる事が多いです。

しかし、それが何かを正確に特定することは難しいです。

「自分は何者なのか?」

それに簡単に答えられるほど、
自我の世界は単純ではありません。

タイプ4はその深淵にはまっていき、
自分が何者なのか簡単に答えられなくなります。

一方で、社会は「〇〇会社の〇〇の肩書きのもの」
というアイデンティティを持っていれば、
安定するわけですから、

多くに人が自分が何者かを簡単に定義します。

タイプ4は、自分のセルフイメージや性格を
よくわからないものと認める傾向にあります。

そして明確で安定したアイデンティティ、
習慣的になり楽になっている社会的ペルソナ(仮面)
を欠いていると感じるのです。

そして、周りとは違う個性的な人として
他人からも自分自身も見るようになるのです。

タイプ4は多くの場合、自分は他人とは違う
と感じるものですが、決して孤立して、
独りになりたいわけではありません。

彼らは社会的に不器用だったり、
自意識が強いと感じるかもしれませんが、

自分のことを分かってくれる人たちと
繋がりたいと強く願っています。

ロマンティックなタイプであるタイプ4は、
だれかが自分の人生に入ってきてくれて、
ユニークな自分を評価してくれることを望みます。

でもそれが叶わないまま時間が経つと、
自分がいかに他人と違うかということを軸に、
アイデンティティを築き始めます。

全てを独自のやり方、考え方、条件により
独自の力でやらなければならない。

そんな執拗な個人主義者となることで
自分を慰めます。

本当は他人と合わせ、多くの人と
同じやり方でやればいい場合であっても、
自分らしさを貫いてしまうのです。

タイプ4はこう自分に言い聞かせます。

「私は私だ。誰も私を理解しない。
私は他と違って特別なのだ」

しかしその一方で、他人が享受している
気楽さや自身も自分も味わいたいと
密かに願っているのです。

またタイプ4は通常、否定的な
セルフイメージを持ってしまいます。

そして常に自己評価が低いです。

そこで彼らは、イメージの世界で
理想的な自分を想像の世界で築き上げ、

理想化されたセルフイメージを育てることで、
自我の埋め合わせをします。

ここがタイプ4の成熟度合いの分かれ道です。

想像の世界であれば、誰しもが
偉大なアーティスト、天才になれます。

そのイメージに現実を追いつかせることができるか。

理想と現実を埋める作業によって
タイプ4は大きく分かれます。

人生において、タイプ4は
自分らしさの旅に出かけます。

いくつか異なるアイデンティティ
どれが自分にぴったりとくるか
試してみることでしょう。

実際のところ自分らしさや
アイデンティティというのは、

他人の中にある惹かれる素質を
もとに作っているのです。

自分が何者かわからない状態で、
「これが自分らしい」という感覚をもとに
アイデンティティを形成します。

安定した確からしいアイデンティティを
作り出そうとするので、

特定の偏りのある気持ちを深め、
他を拒絶しようとします。

ある気持ちは「自分」であり、
別の気持ちは「他人」である。と。

特定の気分に執着し、表現しようとすることで、
タイプ4は自分自身に正直であると考えます。

しかし現実は、
どの気分も自分であり、どの気分も自分ではないのです。

タイプ4は過去から引きずる気持ちを手放す
ことが最も大きなチャレンジになります。

自分らしさに執着するがあまり、
人生の中にある多くの宝に気づきません。

今まで培ってきた自分らしさ、
アイデンティティが根源的な恐れ
として存在します。

その一部に執着してしまえば、
他の良いものを感じたり、
楽しむことができなくなるのです。

過去とアイデンティティは関係ありません。

「今この瞬間」を感じるのに
自分は何者かは関係ないのです。

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