エニアグラム、タイプ6が統合されるとタイプ9へ

自我がまだ未発達なうちは、
自分の不安を解消するためにどうしても
偏った戦略を無意識がとってしまいます。

発達し成熟するにつれバランスが取れてきます。

タイプ6の場合、バランスが良くなると
健全なタイプ9のように、本能のバランスが取れ、
身体感覚に根ざすようになり、
自己実現し、健全さを保ちます。

それまで外部の何かに安定を求めていたものが、
真の解決法は自分の中にあると気づき始めるのです。

タイプ6が自分の求める安定を見つけるには、
身体の存在感をいつもサポートする必要があります。

「今、ここ」に没頭できる感覚が維持できるのです。

活動的でスポーツが得意なタイプ6は多いでしょう。

しかしそれは、身体に没頭でき信頼する
感覚とは違うものでしょう。

感覚で捉えた印象を身体で感じることは、
タイプ6の観念に対する絶えざる思考に対して、
バランスを取り戻します。

思考とそれ以外のものと一体化できます。

武道やヨガなどの真髄も、
自分の中心を感じることだと言います。

最初に身体感覚において、
自分の中心を見つけることは、

タイプ6が過去に苦しんだトラウマ、
パニックや恐れを呼び起こすかもしれません。

特に虐待や生命の危機を感じたことのある
タイプ6にとって、

深く自分の中に入る、身体感覚を味わうことで
震え始める人もいるでしょう。

でも、こうした身体的反応も、
過去の恐れや傷と一体化し、本来の自分を取り戻す
身体の取り組みであって、

それは現在の危険を知らせるものではない、
ということに気づく必要があります。

今のあるがままを受け入れられないうちは、
自分の体と切り離した何か外のものに
依存して安定しようとするでしょう。

しかし、統合のためには、
自分を素直に受け入れる必要があります。

過去はあくまで過去であり、
現在のあなたとは違うものなのです。

自分自身、そして不安な気持ちに対して、
サッと反応し逃げる。。のではなく、
ただ受け入れて感じることができれば、

人生はより開かれ、自分を信頼できるようになります。

過去、不安は思い込みに過ぎないことに
少しずつ気づくことができるのです。

自分の中の平穏、平和に気づくことで、
より社会への取り組みにも充実感を
得ることができます。

ただし、

タイプ6が、ただ未熟なレベルのタイプ9を
真似すれば良いわけではありません。

観念の平和を受け入れたからといって、
真の安定感は見いだすことはできません。

受動的になって、控えめでいようとして、
居心地の良いルーティンをただこなすことは、

安全を求め、なんらかの人や活動に
必死でしがみつくこれまでの行動を
正当化し、自我を強めるだけです。

のんびりしたり、受身でいようとすることは、
タイプ6の不安を解消せず、
混乱を増やすだけかもしれません。

しかし、タイプ6が不安に反応せず。
「自分自身への信頼」の経験を積むほどに、

自分は周りの人や奉仕する活動、仕事
によって支えられているだけではなく、

「自分自身の存在」によって
支えられていることを感じ始めるでしょう。

生きることの慈しみを感じ、
基盤が確かなものであることを知ります。

より自分を大切にし、体をいたわり、
何者でもない自分自身を好きになれるはずです。

これは、何らかの外侮の信念も関係なく、
観念の強化でもなく、説明や外部からの評価も必要ない、
静かで安定した「内なる力」に基づくものです。

こうした地に足のついた、安定感。
開かれた態度を身につけることで、

タイプ6は人類共通の絆を認めることができます。

争いや競争によって決まるものではない
ということに気づくのです。

彼らは自分の信念とは異なる考え方、
馴染みのないライフスタイルであってもなくても、
他者を受け入れることができます。

恐れに対する、対抗的な反応ではなく、

実際的な力で、勇気を持って向かえます。

この勇気は、より深い自分自身への信頼
生きとし生けるものとの深いつながり、
の感覚から起きてきます。

統合に向かうタイプ6は、
健全なタイプ9のように内面のバランスや
心の落ち着くを持って、


大きな挑戦、大きな脅威に立ち向かうことができる
真の勇者へとなることができるのです。

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