自分の注意を引く、ほとんど全ての
ことに熱中するタイプです。
彼らは、好奇心や楽観主義、冒険心
を持って人生を送ります。
おもちゃ屋さんにいる子供のように
天真爛漫で、これから体験する、
全ての良いことへの期待に心弾ませながら、
世界を目の当たりにします。
タイプ7は快活で大胆で、ポジティブ、
前向きさへの確信とともに、
人生において欲しているものを
積極的に追求します。
タイプ7はエニアグラムでいう
思考センターに属しますが、
そうとは見えないでしょう。
なぜなら極めて現実的で
いつでも色々な計画に関与している
行動派の傾向があるからです。
彼らにとっての思考は、
先を見越すということです。
出来事を予見し、動き回りながら
アイデアを生み出します。
思考を刺激する行動を好み、
そこからさらなる行動や思考を生みます。
いわゆるインテリ、勉強好き
という特徴では必ずしもありませn。
しかし知的好奇心が強く、物知りで、
幅広い知識に通じ、弁が立ちます。
かららは一つの考えから次への思考の
回転が早いため、アイデアを自由に出したり、
情報を統合するのに長けています。
タイプ7は次から次へと考えが湧き、
自然体の喜びを感じることで
ワクワクします。
一つの話題を深く掘るよりも、
幅広い全体的な視点や、
創造的なプロセスの初期に興奮します。
タイプ7は多くの場合、
頭の回転が早く、並外れて物覚えが良いです。
これは情報を収集する能力でも
(勉強などいわゆる知的な活動)
体や手を使う新しい技術でも
(運動、タイピング、ビアの演奏など)
何かを習得する能力が高いのです。
こうした要素が全て合わさり、
万能の人、典型的なるルネッサンス人間
になることが多いでしょう。
万能であることは、現代社会でも
非常に優位に働くでしょう。
学校においても優秀な成績を上げ、
仕事も器用にこなし、人間関係でも
そつなくこなすことができます。
もちろん素晴らしい能力であり特質です。
が、皮肉なことにエニアグラムでは
性格は光でもあり闇でもあるのです。
タイプ7の広範囲に及ぶ好奇心と
要領の良さ、物覚えの良さは、
逆に問題を作り出すことにもなります。
比較的容易に様々な技能を
身につけることができるので、
自分が何をしたらいいのかわからなくなり、
容易に自分を見失ってしまうのです。
結果、努力して身につけたものに比べ、
自分の能力をうまく評価できなくなります。
自分のリソースをうまく活用できなくなるのです。
タイプ7でもバランスが取れている場合、
彼らの多彩さ、好奇心、学習能力は
並外れた達成へと導くこともあります。
タイプ7の根本的な問題は、思考センター
における全てのタイプと共通します。
心の本質であるエッセンスからの導き
から切り離された部分の性格により、
深い不安がタイプ7の中に生まれます。
彼らは自分自身や他人にとって有益になるには、
どのような選択をしたら良いかわからず、
不安になってしまうのです。
そこでその対処のために2つの選択をします。
一つが、いつも頭を忙しくしておくこと。
未来に向かってプロジェクトを立て
スケジュールを真っ黒に埋めるのです。
そこに向かう前向きな気持ちで
ポジティブな気持ちで心をいっぱいにしておけば、
不安やネガティブな感情を意識から
締め出すことができます。
そしてこの思考は、活動によって刺激を受けるので、
絶えず動き回らないといけません。
1つの体験から次の体験へ
さらなる刺激を求め、行動を続けます。
行動を続けることで不安を無視できるのです。
もちろん、タイプ7の行動は
時間を無駄にしているものとは限りません。
むしろ彼らはその行動力によって
現実的な成功を手にすることができるでしょう。
2つ目のやり方は、
試行錯誤して不安から逃れようとします。
何が自分のベストか知るために
ありとあらゆる全てを試すのです。
自分の本質が何を求めているか
自分が人生で本当に求めているものは何か
それがわからず見つけられないと感じるので、
全てを試してみようとします。
「やってみなければわからないじゃないか!」
そして、全てを試して、ついには、
それがどんな対象であっても自分の真に
欲するものの代わりにしてしまうのです。
「本当に望んでいるものか分からない、
どうせ分からないならこれを楽しもう。」
日常生活の些細な事柄にみ
こうした傾向は見られます。
アイス屋さんで何を食べたいか?
バニラかチョコか、ストロベリーか。
タイプ7は、どれが一番か決めかねるため
3つの味を全て欲しがるのです。
2週間の休みができて、
アメリカへ旅行に出かけることにした。
どの都市の、どの場所を訪れようか?_
ロスもニューヨークもシカゴも良い。
タイプ7はできるだけ多くの場所に行き
たくさんのアクティビティを盛り込みます。
もちろんそれは楽しいかもしれません。
しかし、最も印象に残る何か、は味わえないのです。
タイプ7は、興奮する体験を追い求める一方で、
心が真に欲するものは無意識の奥に隠されており、
それが正確に何か?あまりわかっていないのです。
「人生は量をとにかく詰め込むだけ!」で
うまくいくほど単純なものではありません。
行動も大切ですし、試行錯誤も重要です。
が、人生は有限で時間も資源は限りがあります。
優先順位を知り、何か深く質を味わうことも
同じくらい大事なことなのです。
こうしたジレンマにタイプ7は沈んで行きます。
自由と満足を与えてくれそうな
全てを追求するスピードを速めるにつれ、
選択を誤りがちになり、満足しにくくなります。
なぜならあらゆるものが、回転の早い頭脳
というフィルターを通じて、表面的な体験
になってしまうからです。
その結果、タイプ7は不安で
欲求不満になり、怒りっぽくなります。
彼らは幸福を求めながら、実際に
表面の刺激だけを味わうだけにとどまり、
健康や人間関係、経済面での損失を
被ってしまうことになりがちです。
全ての性格タイプが長所もあり短所もあり、
光もあり闇の部分もあることを忘れてはいけません。
タイプ7は、極めて前向きです。
元気で陽気です。彼らは豊かなバイタリティに溢れ、
毎日の生活にフルに関わりたいと思っています。
朗らかで気さくで、自分のことや
他人のことで深刻になりすぎません。
これは本当に素晴らしい側面です。
タイプ7が自分の中でバランス取れている時、
人生に対する喜びや情熱が、
自然と周りの人にも影響します。
タイプ7は生きることの純粋な喜びを
人に思い出させてくれるのです。

コメント