「性格を変えたい!」と思う人は多いでしょう。
が、実際に変えられるのでしょうか?
前回まで類型論と特性論など、
性格の分類というある種の学術的な
テーマを紹介してきたのですが、
研究者ではない私たちにとって
やはり重要なのはこうした研究を
いかに実生活に役に立てるのか?
ここを意識しなければ学ぶ意義も変わってきます。
そもそも性格を正確に知って、
人生が何も変わらないのであれば、
学ぶ価値はあまりありません。
性格タイプを知り、人生を劇的に
良い方向へ向かわせるための知恵にまで
これから紹介する知識を活用しないといけません。
であれば。。
そもそも性格は変わるのか?変えることができるのか?
性格の良い方への変化とは悪い方への変化とは?
…など気になるところでしょう。
もちろん!
このサイトのこのテーマでは
その辺りも詳しく追求していきますが、
そもそも私たち人間は、
精神的なものであれ肉体的なものであれ、
「変化すること」が前提の生き物
ということを忘れてはならないでしょう。
生まれてから死ぬまで
ずっと同じ人はいません。
幼少期から青年期、老年期へ
肉体は目に見えて変化しますが、
小さかった体は、やがて大きくなり
ヒゲが生えたり、胸が大きくなったり、
声変わりしたり、シワが増えたり
当然、肉体の変化は目に見えてわかるものですが、
心の中、精神も様々に変化します。
1日単位で変化はわからないものですが、
数年振り返ってみると性格も大きく
変化していることが分かります。
生老病死があり、常に変化する人生。
その変化を私たちはコントロールできる部分と
できない部分があります。
運命にただ身を委ねるだけでなく
それをできるだけ自分に都合よく
効率的に変化させる方法はないのでしょうか?
その1つが私は「性格心理学を知ること」
だと思っています。
前回紹介した、
特性論で数値で表現する方法。
これは人間の性格に当てはめると
面白いものが見えてきます。
類型論を用いて変化を表現するには、
質的な転換が必要です。
例えば、
明るい人が成長とともに
真面目な人に変わり、
老いと共に温和な人に変わる
といった変化です。
このようなドラスティックで
劇的な根本的な性格な変化は、
現実の生活ではなかなか起きません。
そういう意味では性格はなかなか変わらないのです。
ファンタジー映画のように、ある日起きたら
まるで別人のように生まれ変わっている。。。
そういった変化は基本的にありません。
性格というのはRPGゲームのように、
少しずつ経験値を積みレベルが上がる
少しずつ変化が起きると考える方が
現実に近いでしょう。
ダイエットに臨む体重の変化を
イメージすると理解しやすいでしょう。
運動や食事など日々の
生活の変化があっても
体重が一瞬で何キログラムも
変化することはありません。
日々、少しずつ変化していきます。
今日と明日で人格も体型も性格も
いつもまるで違う人間に変化したならば。
私たちの脳は、自分のアイデンティティを
持つことができず、混乱してしまいます。
私たち人体の機能は、そうならないよう
うまく調整しながら変化するように
できているのです。
でも…ですよ。
他人を見るときは、
例えば小学校の頃の友人と
大人になってばったり会ったときなど、
まるで別人になったかのような
明らかな変化を感じることはあります。
これは途中の細かな変化を省略すると、
あたかも一気に変化したように
見えるのです。
この
一気に変化したように見える
という感覚も重要です。
これは他人の性格を分析する上でも
非常に重要な考え方です。
久しぶりに見違えるように
変化した人であっても、
少しずつ変化した経緯を省略して
見ているからこそ、
一気に変化したように見えるのです。
実際には徐々に変化していても、
そのことに気づいていない場合もあると
認識しておくことは重要です。
また自分の望む良い変化、
望まない、好ましくない変化の違い
これも認識しておけると便利です。
新しいチャレンジをするとき、
何か大きな目標を達成したいとき、
成長しなければ人生はうまくいきませんが、
古い性格がその変化の邪魔をすることがあります。
そんなときは意識的に自分を一気に
ドラスティックに変化させることができると
物事はスムーズにいくでしょう。
自分に適している変化はどのようなものか?
性格心理学を深く学ぶほど
そういった部分も見えてきます。
一度きりの人生、最高に楽しむために
効率的で都合の良い変化の方法を
学ぶことには意義があると思います。
性格という面からフォーカスし、
人生をよりよく生きるヒントを
ぜひ掴んで行って欲しいと思います!


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