エニアグラム、性格タイプ2:助ける人、サポーター

性格パターンと人間理解の極意

思いやりがあり、人間関係を重視するのが
タイプ2の特徴。

彼らは他人に対し、純粋な意味でのサポーターになる

もちろん素晴らしい一面ですが、健全度が下がると
自分が助けになると考えることにフォーカスし、
周りが見えなくなることでもあります。

寛容で、優しく、自己犠牲タイプ。
人のためにわざわざ何かをすることにより、
(あるいは全ての生物に対して)

タイプ2は自分が最も豊かで意味のある
生き方をしていると感じます。

彼らが感じる愛、そして気遣い、心配り
その純粋な善行は、彼ら自身の心を暖かくし、
自分に価値があると感じさせます。

エニアグラムのタイプ2は、
自分が人生で本当に良いものであると感じること、

愛、親密さ、シェア、ケア、家族、友情、奉仕

に最も興味があります。

さて、ここまで読めば、タイプ2は
まさに善人であり、素晴らしい性格の持ち主。

しかしエニアグラムの本質は、
人間の持つ性格の不完全さにあるのです。

部分に固執すれば盲点が生まれ、
全体に影響を与えてしまうものです。

エニアグラムが捉える性格は、
その良い特徴にあるのでなく、
囚われ、固執した部分にあるのです。

タイプ2の助ける人は、時に自分、
そして他人を傷つけてしまうものなのです。

タイプ2は健全でバランスが取れていれば、

真に愛情に満ち、寛容で、人の助けになり、
思いやりがある人格者と言えるでしょう。

人々からも好かれ、惹きつけられるでしょう。

健全にバランスよく発達したタイプ2は、

心の温かさで人を包みます。

彼らは人を大切にし、気にかけることで
人に勇気と元気を与える存在です。

人が自らの中に、以前は認めていなかった
ポジティブな資質を見ることができるよう
手助けをします。

こうした思いやりの心は人間が持つ
素晴らしい資質の一つであり、まさに光です。

健全なタイプ2は、誰もが欲しいと思うような
「良き親」の体現と言えるでしょう。

無償の愛を与えてくれる存在、
ありのままに人見てくれる、受け入れてくれる。
限りない共感を持って理解してくれる人。

忍耐力を持ち助けてくれる、味方をしてくれる。
励ましてくれ、手を貸してくれる人なのです。

心がオープンなので、相手も心を開きます。

より深く、豊かな人間関係になるための
方法を示してくれる存在です。

しかしながら、残念なことに、あくまで
これは健全な発達をしたタイプ2像なのです。

一般的に、未熟なタイプ2の内側の発達は、
影の側面が色濃く残っています。

プライド、自己欺瞞、おせっかい。

何より自分自身の感情面のニーズを
満たすために他人を操作する傾向があります。

エニアグラムを真に活用するため。
真の成長、進化のための取り組みは、

こうした私たち自身の中にあるダークな部分、
闇の部分を直視して、入って行くことが必要なのです。

皮肉なことに、

こうした影に向き合う行為は
自らを最もポジティブで、光り輝いた点からのみ
見ることを好むタイプ2の性格構造にかなり反することです。

エニアグラムにおける
フィーリングセンターの属する
タイプ2、3、4タイプは、

内面の取り組みにおいて出会う最大の障害は

「自分には価値がない」という
潜在的恐れに直面しなければいけないことでしょう。

フィーリングセンターに属する3タイプは
無意識化で「自らに価値がない」ことを恐れるのです。

「自分は誰からも必要とされていない」

ということを感じることを強く恐れます。

だからこそ、他者からの愛を得て、
他者から受け入れるために、

特別な存在になるか、
並外れたことをしなければならない
と思い込んでしまうのです。

恐れの反動として極端な行動をしてしまうのです。

通常レベル、から不健全なレベルの
タイプ2の特徴というのは、

まさに健全なタイプ2のように振舞います。

寛容で、利他的で、なんら見返りも求めない。

という偽りのイメージを呈示します。

しかしその内面では、とてつもない期待、
見返り、自分が認めたくない感情的ニーズを
隠し持っているものです。

通常タイプ2は、

つまり助ける人、サポーターとなり、
「他人のために自分を犠牲にする」
という超自我からの要求に従います。

その心の要求に従うことで、
自分の価値を確認するのです。

愛が欲しい、自分が認められたい。

そのためにはいつも自分以外の誰かを優先し、
愛し、無私でいなければならないと信じます。

タイプ2で問題なのは、

他人を優先することで、密かに
怒りや憤りを感じることなのです。

まさに矛盾した心の葛藤なのです。

こうした気持ちを必死で抑圧し、
否定してしまいますが、

最終的には様々な形で爆発します。

そして人間関係を壊してしまったり、

自分自身について、自分が愛として表現してきたことの
多くが実は真実でないことが明らかになり、
さらに自分を傷つけてしまうのです。

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