エニアグラムの興味深い概念が、
図形の横に位置する数字との関係。
メインの特徴としてタイプを持つ中にも
それぞれ両翼に分かれる特徴を見せます。
それをサブタイプ、ウイングと呼びますが、
「助ける人」タイプ2のサブタイプとして
1のウイングを持つタイプ2は、
さらに「尽くす人」と言えるでしょう。
理想主義、完璧主義の要素を持つタイプ2は、
良き人間であろうとし、無私の行為に努力する中で、
心温かさに目的意識のある真面目さが加わります。
「優しさ」は善にも悪にも優しい
というパターンがありますが、
このウイングの場合、タイプ1の道徳観と
タイプ2の共感の組み合わせとなり、
人の苦しみを和らげたいという
強い欲求につながります。
健全な発達をしたこのタイプは
他人が大抵の場合、避けるような
報いられない、魅力的ではない仕事も
進んで受け入れます。
タイプ3のウイングを持つサブタイプよりも
真面目で、面倒見が良いタイプです。
教師、宗教関係、公共奉仕、癒しの分野
移民や被差別社のサポート、
精神的・身体的なハンディを負っている
人のための仕事に就くことがよくあります。
ただ、このタイプがまだ未熟な場合、
自分の「利己的な」部分、態度との
摩擦と戦うことになるでしょう。
「認めて欲しい」「必要とされたい」「報われない」
という思いに駆られてしまいがちです。
他人の幸福に対する責任を負っていると感じ、
一般的に従順で、礼儀正しく、真面目で
ルールや自分にも厳しいのです。
内部では感情がうごめくのですが、
自分が注意を引くのは居心地が悪く、
感情表現を抑制すつ傾向があります。
裏方として目立たない場所で働くことを好みますが、
他人の人生において自分が重要である
と感じたい気持ちがあるのです。
1のウイングを持つタイプ2は、
感情面のニーズと現実の間に
葛藤を感じてしまいます。
それがどのような行動に出るか、
往往にして、極端な道徳観、
あるいは宗教的教えに関与することになります。
極端に自己批判的になり、自己犠牲が極端となり、
自分の健康にも無頓着になりえます。
自分のニーズを否定し、
殉教者を演じてしまう傾向にあるのです。
次に3のウイングを持つタイプ2は
タイプ2の助ける人と
タイプ3の達成する人が組み合わさり、
「もてなす人」という特徴があります。
先ほどの「尽くす人」より外向的なタイプです。
健全な発達をしたこのタイプは、
社交的で個人的なつながりを作り、
他人を良い気持ちにさせることで愛を求めます。
自己評価は、他人げの献身の質よりも
自分自身の個人的資質に関わります。
社交的で、話好き、魅力的で順応性があり、
興味深い個性を持っています。
エンターテイナーの要素が強く、
このサブタイプは自分が持っている
全ての才能や資源を、友人や家族に喜んで捧げます。
ホームパティを開き、料理、お酒でもてなし、
エンターテイメントで相手を喜ばせ、
相手の話に耳を傾けます。
そして内面の豊かさを分かち合うのです。
ただ、まだまだ未熟なこのタイプの場合、
確かに親しげで愛想が良い特徴があります。
ただし、その付き合いの目的ははっきりしており、
リターンを狙っているものです。
タイプ3は手段を選ばず目的を達成したい
という思いが強い人が多いです。
ただの世話焼きには興味がないのです。
自分の友情と相手に向ける関心の質に
メリットがあるという打算が働きます。
このサブタイプは、人を惹きつけます。
対人関係や過剰な親しさ、大げさな感傷癖、
演技的誇示にフォーカスが置かれます。
タイプ3の持つ受け入れたれたい欲求、
タイプにのプライド、親密さが
衝動として合わさった結果なのです。
1のウイングを持つタイプ2ほど
真面目で献身的ではありませんが、
仕事への向き合いにはパッションを持ちます。
自分を疑ったり、自己批判することは少ないです。
このサブタイプは、自分が何を欲しいか
はっきり主張し、自分が相手のためにしていること
に関心を向けさせます。
彼らは自尊心が高く、高圧的になり、
傲慢にもなり得ます。


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