エニアグラムのすべてのタイプで、
性格というのは執着から始まるのです。
全体の可能性の中の一部に執着し、
それが固まり、ブロックとなるわけです。
タイプ5の持つ知的な専門分野を深める
態度はもちろん素晴らしいものですが、
同じく問題も起こすわけです。
タイプ5の囚われの特徴は
「溜め込み」として現れます。
すべてのエネルギーの浪費を嫌い、
資源を溜め込んでしまうのです。
これは、自分は無力で、世界の中で
自分を守ることができないのではという
気持ちからくる特定の感情的歪みです。
タイプ5は恐れによって内側に引っ込み、
わずかな資源であっても自由に使えるものは
ため込もうとします。
タイプ5は世の中には全てに行き渡るだけの
十分な資源はなく、簡単に枯渇するものと思い込みます。
実際にタイプ5は、すべてのタイプの中で
もっとも物質主義的ではありません。
わずかな快適さがあれば幸せと思い
衣食住に興味が見えないように見えます。
逆に、時間やエネルギー、資源について
非常に貪欲です。
知識や自分のスキル磨き、ノウハウを
改善する手段を渇望します。
さらに時間の大半を、自分の考えや
興味を発展させるのに使わなければと感じ、
誰にもその自分の時間や関心を
奪われたくないと感じます。
自分が本来無能で無料と感じるので、
自分を有能にし、安定させてくれる
すべてのものを集め、しがみつこうと
思い込んでしまっているのです。
だからこそ彼らは、家が溢れかえるほど、
自分の興味のある2、3の分野について、
本を集めたり、資料を集めたり、道具を集めたりします。
それは別のタイプから見れば、
生活感がまるでないように、無意味なものを
集めているように見えるでしょうが、
タイプ5からすれば、価値のあるものです。
またタイプ5は、できるだけ離れようとします。
往往にして、他人の期待に迫られ、
圧倒されると感じてしまうのです。
そこで自分の時間を奪われるのではないか、
干渉されるのではないかと恐れ、
人から気持ちを話して身を守ります。

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