さて、今回から心理機能の一つずつを
詳しく見ていくことにしましょう。
まずは思考機能です。
思考タイプは物事を常に理論的に、
理屈で捉えようとします。
何かが起こるには、
必ず原因と結果があると捉え、
その間の過程を道筋立てて
明確にしようとします。
そして、
起こったことに意味を見出そうとしたり、
一貫した法則を求めます。
様々な事象を分類し整理したり、
分析したり、比較することも
思考タイプの特徴です。
現代社会は科学、合理主義の時代です。
仕事においても、学問の世界でも、
思考タイプというのは
常に求められる存在でしょう。
結果や整合性に価値がある時代であり、
思考タイプはまさにそれに
価値を置く人物です。
合理的な判断機能
こうしてなるべく正確に
物事を捉えようとします。
その時に感情に流されることなく、
常に客観的に対応するのが、
このタイプの特徴です。
つまり、
そのため他人に対しても客観性を失わず、
自分の基準に照らしあわして
公平な態度で接します。
逆に言えば、
人の気持ちを汲み取ったり、
その時の感情に共感することが苦手なため、
冷たい冷血な人という印象を与え
誤解をされることもあります。
合理的な判断が求められる時代、
とはいえ、合理性だけでは
世の中成り立っていません。
愛情や思いやりなどといった
細かな感情を表現すること下手なため
愛情がないわけではないのにも関わらず
そういう気持ちが伝わりにくいです。
感情VS思考
もちろん、全ての人が
思考も感情もどちらのタイプも
心理機能を備えているものです。
が、時にこの両者は対立します。
思考タイプにとって、
感情は非常に非合理に映ることもあり、
摩擦が生まれることもあるのです。
この思考タイプの人にとっては
会話というのは、
何かを考えたり、結論を出したり、
目的を遂行するために行われます。
そのためなんの目的もなく
繰り返し広げられる雑談的おしゃべり、
コミュニケーションを良好にするための
余計な言葉がけなどが得意ではなく、
他人と親密な関係を作ることが苦手です。
思考タイプの補助機能は
「直観」と「感覚」です。
合理的な判断を深めるためにも、
補助機能である認識機能を
鍛えるのは重要です。

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