ステレオタイプ的な幸せ、自分にとっての幸福が分からず苦しむ

性格パターンと人間理解の極意

自分のことを分かっていない人が、
苦しい思いをしてしまう大きな原因が、

勘違いした幸せを求めているから、

と言えるでしょう。

他人に自分の幸せを惑わされている

とも言えるかもしれません。

情報化時代と呼ばれる今の時代、
これは由々しき事態と言えます。

テレビ、SNS、メディアから幸せそうな
イメージが洪水のように押し寄せます。

こうしたイメージに惑わされます。

私たちの考える幸せの状態には、

ステレオタイプ的なものが
非常に多いのです。

皆、似たような幸せを追い求め、
皆どこか違和感を感じているのです。

幸せって何だ?

ここには問題があります。

ステレオタイプというのは、

1つの属性の特徴を一括りに
決めつけてしまう心理作用のことで、

人はこれによってよく間違った
レッテルを貼り付けてしまうことがあります。

例えば、

私たちが考える良い人生、
幸福な人生というのは、

以下のようなものではないでしょうか。

・友人をたくさん作り、
毎日賑やかに暮らすこと。

パーティーでみんなが笑っている。

・明るい性格で外見も
魅力的な異性と恋愛をすること。

おしゃれなブランド品で身を固める。

・憧れの職業につき、忙しく
やりがいのある仕事をすること。

エリートとなりバリバリ働く。

・誰もが知るいい大学を出て、
一流企業に勤め順風満帆に出世すること。

・起業し社会的に成功し、
お金持ちになり裕福に暮らすこと。

幸福の味はどんな味?

女性であればここに、

高収入の男性と結婚し、
安定した生活を送ること。

男性であればここに

たくさんの女性にモテて
たくさんの彼女を作る

といったことも加わるかもしれません。

いずれにせよ、

こうした人生を送ることを目標に
努力を重ねる人も少なくないでしょう。

さらに見事に実現した人もいるでしょう。

しかし、

では本当に誰にとってもこれらが
良い状態、幸福な状態だと言えるでしょうか。

確かに先ほど挙げた人生は社会的には、
幸福な人生だと見なされていますが、

こうした人生を送れれば、
果たして本当に皆が同じように幸福感を
味わうことができるでしょうか?

そんなことはない!

と、多くの人の相談に乗ると分かってきます。

心の奥を開くと、そこは幸せとは
かけ離れていることが分かります。

心の中はネガティブでいっぱい

毎晩のようにパーティに出かけ、
友人から連絡が途切れず、
毎日楽しげに生きているものの、

心の中は寂しさでいっぱいの人。

受験戦争に打ち勝ち、
誰もが羨む一流大学に入学し、

両親、親族一同誇らしく思っていたところ、
不登校になってしまう人。

自分を磨き一流企業に入ったものの、
出征競争の中で自分を見失い、
うつ状態となり入院してしまう人。

社会的地位も高く、いわゆる3高の
夫のそばで何不自由なく暮らすものの、

心が不安定となり我が子を
虐待してしまう人。

など周りから見れば
とても恵まれ幸せそうに見えるのに、

心の中では苦しい状態を抱え、
心理カウンセリングを受けたり、
ストレスに押しつぶされる人、

うつを発症させたり、
中には自ら命を経つ人も。。

本当にたくさん存在します。

そして、

彼らに共通するのが、

自分にとっての幸福が何か?

が、分かっていないことです。

これは現代社会の特有の特徴かもしれません。

外側VS内側

外側(社会、世間)の幸せと
内側(自分の心の中)の幸せは違う。

これだけは覚えておいて欲しいです。

これから性格心理学を学ぶにつれ、
これを深く理解できるはずです。

情報化時代、誰もが似たような
情報をテレビやネットで見聞きします。

そして

ステレオタイプ的な幸せ=自分の幸せ

と勘違いしてしまうのです。

自分がどういう状態で生きていれば
本当に快適なのか、

幸福感を感じることができるのか、
それをきちんと理解しないまま
型通りの幸せをつかめば、

それが人生の成功だ!

と信じてしまうのです。

しかし、

苦労していい大学に入っても

そのために耐えられないほどの
ストレスを受けてしまえば、

そこで燃え尽きてしまうでしょう。

学校に入ることがゴールになり、
その後、何をしていいか分からなくなる。

また、

校風が本来の性格に合わなかったり、

本当に自分が学びたい学問ではない
学部に入ってしまえば、

通学は困難な精神状態になり、
やがて引きこもってしまうのも
無理はないことです。

自分と向き合いましょう!

一流企業に入り、出世競争に打ち勝つ…

そんなステレオタイプを信じ
入社した人は、

本当は人との競争は好きではなく、
ゆっくりマイペースで生きるのに
向いている人かもしれません。

そんな人が無理に競争すれば
うつ状態になるのも時間の問題でしょう。

マスコミ出るような立派なパーティーに
参加することが幸せと信じた人も、

たくさんの友人と浅く付き合うより、
心の奥底まで見せ合える少ない親友が
必要だったかもしれません。

地位もお金もある夫の下にいても
少しも幸せでない妻は、

本当は金銭的なゆとりよりも
時間的にゆとりのあるパートナーが
人生に必要だったかもしれません。

このように、

自分が実際には何を必要としているのか、
どんな状態が幸せなのか、

が分からないまま、

誤った選択をしてしまう人が多いのです。

間違ったゴールを目指して、
がむしゃらに努力し、

知らない間に心身を傷つけている
可能性もあります。

では。。。一体どうすれば
自分のことを知れるのでしょうか?

ここで、

性格心理学を学ぶことは、
自分の理解を深めることができる
ひとつの方法です。

自分自身の性格や特質と
正面から向き合う機会は
普通に生きていれば少ないでしょう。

これからぜひ性格心理学を学び、

本当の自分を知るきっかけに
してほしいと思います。

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