前回、人間の性格は変化する!
だからこそ「性格心理学」を活用し、
自分の人生を最高にするために性格を
都合よく効率よく変化させよう!
…という話をしたのですが、、
実際のところ、
「性格はなかなか変わらない。。」
そういう実感を持つ人が多いでしょう。
もちろん、年齢、世代、性別、環境、家庭状況
などいろいろな状況で変わるでしょうが、
素直に自分の性格をそのまま受け入れられる
というのは難しいものでしょう。
性格が邪魔して失敗してきた経験が
多少なりとも誰でもあるのでしょう。
「こんな性格だから恋人ができない・・」
「この性格じゃなかったらもっと仕事がうまくいったはず」
そして、性格を変えようと努力しても
なかなか変わらないジレンマがある。
そういったことが多いのではないでしょうか。
しかし実際のところ性格というのは
非常に変わりやすいものなのです。
これからこのサイトではいろいろな
性格パターンを見ていく訳ですが、
中心で語っていく予定の
エニアグラムの9パターンにしても
ユングの16の性格パターンにしても、
その要素や特徴が自分の中に一切ない!
ということはあまりなかったことでしょう。
どれも当てはまるけれど、これがしっくりくる。
性格判断などをすればそういう思いがするものです。
つまり、自分の中には常に複数の自分がいる。
それが人間の当たり前の状態なのです。
類型論の性格分類はあくまでパターン分類、
その傾向を示すものに過ぎません。
誰しもがその要素を持ち、心は自由なのだから
誰もがどんな性格になることもできる!
…しかし、
やはり性格を変えられず悩む人はいます。
だからちょっと考え方を変えてみれば、
実は人間は、
自分の性格を変えないための努力を
絶えずやってしまう存在と言えるのです。
放っておけば性格はどんどん変わる。
それではいろいろと困ることがあるので、
性格が変わらないように意識して
いつもエネルギーを注ぎ込んでいる。
これを無意識にやってしまうのです。
だから顕在意識で性格を変えたくても
無意識では性格を変える気がない。
だからセラピーを受けても、
自己啓発を頑張ったとしても
変化を感じられないのではないでしょうか。
人間の本能は生命の維持、安定を最も重要します。
医学用語でホメオスタシス(恒常性機能)
とも呼ばれる人間の機能があります。
血圧も体温も神経も数値が乱高下すると
すぐにパニックを起こして死んでしまいますから、
体は安定的に活動する機能を持つのです。
これは精神的な活動も実は同じです。
だからこれまで通りのあなたの性格を持ち続ける。
そうしたことが起きる訳です。
つまり、
「人は変わらない」「人は変えられない」
のではなく、
「人は変えたくない」のです。
これはある意味ではもちろん良いことなのですが、
残念ながら悪いことも起きてしまいます。
インドの聖者バグワン・ラジニーシは
「人間は毎朝起きた時、その日1日
幸福でいるか不幸でいるかを選ぶことができる。
でも、ほとんどの人は不幸でいる方を選ぶ」
と言っています。
確かに。。
我々の不幸の理由は、そしてその原因となる性格は
我々が自ら選び取ったものと言えるのです。
わざわざ不幸でいる方を選ぶなんて
馬鹿げている気がしますが、
なぜ自分を変えようとしないのか。
それは性格を変えようと思えばいつでも変えられますが、
「タダ」では変えられないからです。
そこには犠牲がついてくるのです。
だから「性格を変える」ことが難しくなるのです。
ダイエットが難しいのも似たような理由です。
太っていてもすぐに死ぬわけではないし、
生活が変わるわけではない、生活もまあ満足している。
そんな状況で、食事制限や運動の習慣を
新しく加えるには大きな意思の力が必要です。
だから思い切ってジョギングシューズを購入しても
3日後には放置、いつもの日常に戻る。。
ということを繰り返してしまいます。
何かを得るためには何かを失わないといけない
その覚悟をすることを本能的に人は嫌います。
「今持っているメリットを失わず、
デメリットだけをなくしたい
性格を新しくするために、ほんの少しでも
リスクを犯すのは嫌だ」
と思ってしまっている。
でもそんな虫のいいことは起きません。
性格を変えるのは危険を冒すこと。リスクを取ることです。
今までに生き方を保つなら、
つまり今までの自分の性格のままなら
とにかく大きな変化はない。
何が起こるかは分かっているし安心できる。
でも全く新しい行き方を始めるなら
何が起こるか全く分からない。
全て失うかもしれないという不安。
その安心と不安を毎日、無意識は天秤にかけ
安心できる道を選んでしまっているのです。
変化すれば大儲けできるかもしれないが
大損するかもしれない。
人間はそんな大博打を習慣的にできるものではありません。
人類は臆病な心があったからこそ
ここまで発展してきたのです。
大型動物や植物の毒攻撃、など
様々に襲いかかるリスク、弱肉強食の
世の中を慎重に生き抜いてきたのです。
不安を避け、安心に生きることで
サバイバルをしてきたのですから
現代社会の文明社会においても
こうしたメカニズムはそうそう変えられません。
では、結局性格は変えられないのか?
性格心理学を学んできた意味があるのか。
大きな犠牲を払わずに性格は変えられないのか。
いろいろと思うことがあると思いますが、
適切に劇的に性格を変える方法も伝えていきます。
スムーズに性格を変える方法も伝授する予定です!
まずは今回紹介した人間の基本性質
そもそも人は変わろうとしないことを
受け入れてみてください。


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