エニアグラム、タイプ4が統合されるとタイプ1へ

タイプ4は健全な自我に成長するにつれ、
自分の妄想、頭の中の理想のイメージ
だけだったものが、

しっかりと意味のある行為を通じて
現実に関わるようになります。

それまでの主観の反応を超え、
社会の理念や活動に尽くすことによって、

自分が何者であるかだけでなく
善き存在であることを発見するのです。

私たち誰しもが持つ本質の性格に触れ、
頭の中だけで流れていた感情シナリオに
没頭するだけの時間が減っていきます。

それが統合された性格タイプ1
への動きとして現れるのです。

タイプ1に動いたタイプ4は、
自己表現というのは特定のムードに
耽ることではないことに気づきます。

彼らは進んで自己節制し、世界に対して
意味のあることに貢献するため、
一貫して働くようになります。

認められることを待っている傍観者から、
人生に十分に関わり、仕事や他人との関わりを通じて、
より強い自己感覚を育てるのです。

タイプ1の通常レベルの特徴は、
批判的で完全主義的な特徴がありますが、
この統合されたタイプ4のものとは違います。

タイプ4の超自我はすでに
自分に厳しいものですから、

厳しく理想の自分を求めてしまうと
さらなる自己批判に結びついてしまいます。

健全なレベルのタイプ1の持つ
識別力を育てることが重要です。

ある状況の現実と、それに対する自分の
感情的反応を分けて考えるということです。

健全なタイプ1は、現実を受け入れることの
良いヒントとなります。

ある状況を成り立たせる、現実の様々な
要素に抵抗したり拒否するだけでなく、

それに現実的な変化をもたらそうと、
より良くしようと取り組むのです。

頭の中だけで生きていたものが
統合しつつあるタイプ4になるにつれ、

現実を受け入れるということが、
過去を手放し現在の生活に創造的に
関わる鍵であるということを理解します。

現実に生きることが創造を否定するのでなく
より創造的に生きることを知るのです。

それは真の芸術家、真に個性的に生きる
本当の道であることに気づくのです。

そして自分自身も受け入れる時、
かつての過ちや辛さも許せるようになり、

人を受け入れるとき、互いに
満ち足りた人間関係に関わることができます。

統合されたタイプ4は、
他人は「自分を救ってくれる人」
という理想化することもなくなり、

逆に自分の非現実的期待に応えてくれないからと
足を引っ張る必要も無くなります。

他人は他人としてみて、「空想の自己」に頼らず、
自分自身の価値のある資質をもっと
正確に認識することができます。

最終的に、統合に向かうタイプ4は、
真の自分らしさ、アイデンティティと自尊心を
適切に築くことができます。

なぜならそれは想像や一時的感情よりも
現実の行動や対人関係に根ざしているからです。

そして、自分の中に今までなかった資質、
パワー、意志力、決断性、明晰さなど
見いだすことができるようになります。

タイプ4がもともと持っている
ユニークさ、創造性は、

「今、ここ」の現実に根ざすことで、
人生のあらゆる側面が創造の機会になるのです。

統合されたタイプ4は、自分の存在がそれまで
内側にあった内省や感情の激流に流れではなく、
自分や周りの世界とともにあるようになります。

心の深い部分の真実に目覚め、
真のアイデンティティが姿をあらわすのです。

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