妬みはタイプ4にとって、
本質的な自己と繋がりが失われることに対する
特定の反応として発達します。
興味深いことに、多くのタイプと異なり、
タイプ4は本質的な自己との繋がりの喪失に
ある程度気づいています。
そして彼らはまた、自分だけが
この喪失を体験していると感じるのです。
ユングの理論で言う外向タイプと内向タイプ
それぞれのタイプに問題がありますが、
最も内観が得意なタイプが
このタイプ4と言えるでしょう。
タイプ4は子供の頃、家族や友人は
自分より恵まれ、大事にされているのに対し、
自分は無視されているように感じます。
(大抵の場合、兄弟姉妹で自分より
彼、彼女が可愛がられていると感じる)
正確に見れば、外部のニーズに応えようとする
他のタイプに比べて、自分らしく生きてしまう
タイプ4ならではのフィルターなのです。
結果的に長期的に渡る孤独感、
仲間に入れて欲しいという欲求。
そして受け入れられている人たちへ
妬み、嫉妬感を持つようになるのです。
大人になってもタイプ4は、
ブロックとなる妬みがゆえに、
自分以外の皆が安定して
まともであるように見えます。
一方自分には欠陥があるか、
あるいは未熟で未完成であると感じます。
実際彼らの愚痴は、他人ほど
うまく自分をごまかせないということ、
また皆が自分のありのままの姿や
弱さに気づいているということ、
自分を恥じと感じることなのです。
他人は、自分が好きで、自尊心があり、
自分がどう見せるかを知っていて、
人生で欲しいものを追求しているように見えます。
人は自由で幸福で、自意識が強くなく、
イキイキとしているように見えるのです。
これらは全て、タイプ4が自分とは違うと感じることです。
自分の状況について、くよくよ考える一方で、
他人が享受しているように思える
楽な社会生活に羨望を覚えます。
妬みはもちろん、タイプ4の心を蝕みますが、
普通はそれを恥、できるだけ隠そうとします。
ただ、タイプ4はそれをよそよそしい
態度で妬みを隠すことが多いのです。
隠そうとするが周囲に知ってもらいたい。
どれだけ失望させられたかを人に知ってもらうため、
自分の苦悩を表現したい時と、考えや気持ちを抑える時が
交互に訪れます。
そしてこの部分がタイプ4を
芸術家と呼ぶゆえんでしょうが、
そうした陰鬱な気持ちを、芸術作品や
何かの手段を通じて間接的に表現することで
この問題を解決します。
例えば、恋人に関する気持ちを
伝えるために作曲をしたりするのです。
タイプ4は往々にして、
否定的な感情や比較にとらわれます。
事実よりイメージをもとに現実を作ります。
相手が置かれている状況や感情、
その人が何を考え感じているかを確認せず、
人の反応を想像する傾向にあるからです。
そうです。妬みの正体というのは、
自分自身に失望し、その失望を
他人に投影するように仕向けるのです。
人が自分を好いてくれていても
相手からの否定的評価を予想します。
そして妬みを抱いたまま、憂鬱な空想を抱き、
何時間も過ごし、悲しみで自分を包むのです。
そして必要以上に自分が弱く、傷つき、
世間から誤解されていると感じるのです。

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