今後詳しく解説していきますが、
ユングさんは性格を心理機能として
8つのタイプに分類しました。
内的思考、
外的思考、
内的感情、
外的感情、
内的感覚、
外的感覚、
内的直観、
外的直観、
と、今はまだ大枠の言葉を
知っておけば良いでしょう。
どうしてこの分類に至ったか。。
以前も紹介したように、
ユング自身が幼少期から
複雑な生育環境にあったそうです。
だからこそ幼少期から
「自分はどういう存在か?」
その内面的な問題に
直面し続けてきました。
厳格な牧師である父親
サイキックで霊能力のあった母親、
両者は常に不仲であり、
常に不安定な状況にさらされ、
自己アイデンティティを確立することが
困難だったようです。
私は一体誰なのだろう?
誰もが感じることでしょう。
自分の中には複数の自分がいます。
ある人に対して見せる自分と、
別の人に対して見せる自分は、
まるで違うこともあります。
こうした体験を通じ、
ユングは男性性や女性性の存在や
人間の愛情そのものに不信感を抱きながら、
「自分とは一体何者なのか?」
という根源的な問いを自分自身に
問いかけ続けたのです。
やがて彼は、
自分の中には牧師の息子に
生まれた等身大の人格と、
威厳のある昔気質の老人のような
人格の二つが内在するのでは
ということに気づきます。
例えば、
知り合いの大人に
「お前は生意気だ」
と叱られた時、
等身大の自分は、
「自分が悪かった」
と反省しますが、
一方の人格は
「相手に対して激しい怒りを感じた」
というように、
通常では姿を見せない
「もう一人の自分」が存在することを
自覚したそうなのです。
性格を綺麗に分類する
こうした経験を重ねるうちに
ユングは人間が生きていく上で
「人格」が非常に大きな
役目を担っているのでは。。
と気づいたのです。
そしてその後、膨大な量の研究により
その人格にはタイプの違いがあることに考え至り、
それを体系的に理論化していきました。
ここで人格と言いましたが、
私たちが日常使う「性格」と同じ
意味で構わないでしょう。
「あの人は誰とでもすぐ仲良くなれる性格だ」
とか、
「私の恋人は理屈が通らないのが大嫌いな性格です」
など
人の特徴を表す性格ですが、
確かに性格はよく「人の数だけ」
と言われるほど、
様々な性格があるようですが、
ユングはその学問的研究を続けた結果、
性格は8つのタイプに分類できる
という結論に至りました。
認識×判断=人間
それがこれから紹介する
ユングの8つの性格タイプです。
こうした分類こそ、科学の妙です。
綺麗に分類できれば、
その理論は美しく体系化しますし、
逆に分類がうまくできないと、
破綻してしまいます。
世の中に数多くの性格分析、
性格分類がありますが、
私がユングさんの心理機能に惹かれる理由。
それは分類のやり方が見事だからです。
人間は心は常に、認識と判断を
繰り返しいきています。
どのように情報を取り入れるか。
(認識=インプット)
その情報をもとに何をするか。
(判断=アウトプット)
それを主観(内的)客観(外的)と
意識が向かうで異なる。
2×2×2=で8パターンです。
(MBTIではさらに16パターンに分けます。)
認識と判断をしない人間はいません。
つまり、誰もが何かしらの
パターンに属するのです。
内面の人格という神秘的な世界も、
こうした分類のフィルターを通じ、
理解し操作が可能になるのです。
複雑な現代社会を豊かに生きるため、
心理機能は大きな武器になります。
今後詳しく解説します。
少しずつ自分を知る、
材料を集めていきましょう。


コメント