ミルトン・エリクソンが創始者である、 戦略的心理セラピーは 「どんなものでも活用する」と考えます。 クライアントの症状が 長年続いたとしても それは症状に長年耐えられたと言う 忍耐力としてポジティブな資質を表していると見ます。 クライアントを変化させると言う目標のため、 使えるものはなんでも使うと言う 積極的なスタンスをとります。 この方法は、心の病の原因を 過去にさかのぼって長期間分析するような 従来に心理セラピーとはまったく異なります。 またセラピーが進んでいるのかどうかが ハッキリ判定できるような 具体的な目標のみに限定し、 人格の成長というような 判定困難なグローバルな目標を 治療に持ち込むべきではないとします。 戦略的心理セラピーは 症状に派精神分析派が考えるような 象徴的な意味はなく、 単なる固定化したパターンであると見ます。 「とにかく変化を引き起こす」 事を急ぐ戦略的心理セラピーは 時に想定外の逆説的な行動を クライアントに指示する事もあります。 ●車椅子の催眠術師 戦略的心理セラピーのルーツは アメリカの精神科医の ミルトン・エリクソン(1901~1980)です。 彼は生涯を通じて色盲、失音症、 失読症など 重度な身体障害に悩まされます。 17歳のときには生命が 危ぶまれるほどの小児麻痺にかかり、 日常生活には不自由しないほどには 回復したものの、 生涯まひや痛みに苦しみました。 ミルトン・エリクソンは 行動心理学者のクラーク・ハルの デモンストレーションを見て 催眠に興味を持ち、 州立精神病院で勤務しながら その技を拡大します。 やがて臨床技術が評判となり、 1950年代には全米で多数の セミナーを開きました。 またアメリカ臨床睡眠学会の 初代会長も務めています。 ]]>
ミルトン・エリクソンの戦略的心理学セラピーの効果と特徴
精神的タフさを身につける心の習慣術の極意
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