クライアントが洞察を得られたからと言って、 必ずしもその行動が変わるわけではないと 短期療法(ブリーフセラピー)派は主張します。 また問題の原因を求めた所で 原因がひとつに特定できるわけでもないので、 「原因を探って治す」 という発想もとりません。 クライアントが抱える問題は、 本人も気づかない内に 悪循環がサイクル化することによって 生じると考えます。 ブリーフセラピー派は このサイクルの一点を変えることによって 全体に変化が及ぶと考え、 とにかく変化を引き起こすために セラピストが積極的な支持を クライアントに与えます。 またクライアントの欠点や問題点に 焦点を当てるのではなく、 長所に注目するのも特徴です。 クライアントの長所を伸ばすことで、 クライアント自らが問題を解決できるようになると言うのです。 ●できるだけ早くセラピーを終わらせる 短期療法(ブリーフセラピー)では クライアントとセラピストとの関係を、 消費者とサービス提供者との関係であると 割り切って考える傾向があります。 もっとも望ましいセラピーは クライアントの経済的負担を 最小限にするものとされます。 セラピストは目標を限定し クライアントに具体的な指示を 与えるなどの積極策を用い 早急にセラピーを終了させようとします。 近年ではもともとのブリーフセラピー派 以外のセラピーでも 短期間で効果が上がることを謳う 流派が増えています。 特にアメリカでは 健康保険制度の改革により、 長期間のセラピーを前提とする アプローチは存在が難しくなり、 一層この傾向に拍車がかかっています。 そのためにクライアントには 昔から短期終結をモットーとしてきた 元来のブリーフセラピーとの 見分けがつきにくくなっています。 ]]>
ブリーフセラピーの効果や特徴:短期で効果を出す心理セラピー
精神的タフさを身につける心の習慣術の極意
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