タイプ4のように、あらゆる気持ちを
ジャッジすることなく認め、受け入れることを学び、
自己実現し、健全さを保ちます。
タイプ2は、自然と人の気持ちを察し
人のニーズや痛み、状態に同調したアンテナのように、
共感し感受性を育てることができます。
タイプ2は、自分の自我を広げることができます。
自分の感情がまるで他人の中にまで拡張し、
彼らの状態の微妙な変化を捉えるかのようです。
(ユング性格分析でいう発達した外的感情)
つまりタイプ2は外側に意識が
向かっているのが通常状態なのですが、
自分らしさを無くし、相手に合わせてしまう、
無私であることが通常状態なのです。
しかし健全にタイプ4の資質を統合すると、
この感受性は、自分自身の気持ちや
内面の状態にまで拡張されます。
内側と外側が統合されるのです。
タイプ2が自分の気持ちに従って行動する必要がある
という意味ではありません。
また、こうした状態は身勝手で
わがままになれということでもありません。
例えば、彼らは自分が愛する人に対し、
非常に怒っていたり、フラストレーションを
感じたりすることがあるでしょう。
でもその場合、その人に対して
感情を爆発させたり、衝動的に距離を取るよりも、
自分の中にある怒りを感じる方が良いのです。
怒りは外にあるのでなく、内側の自我が
作り出し、投影していることに気づくことです。
統合に向かうエニグラムのタイプ2は、
人になかなかな言えない密かなニーズ、
最悪の憎悪、極度の衝動まで含め、
自分が感じるあらゆる気持ちについて
自分のものにしていき、コントロールができる
ようになっていきます。
そのためニーズや恐れが出た時、
それを正直に表現する必要がある
自分自身をしっかり向き合い受け入れる、
認識することができるようになり、
いつ、どのようにして、自分自身を
ケアすれば良いかを知ることができます。
タイプ2の持つ共感能力は、
普通他人の悩みに対して直ちに反応しますが、
統合に向かうタイプには自分自身に対しても
素早く反応できるようになるのです。
タイプ2は内省的行動、自分を見つめる時間、
自分自身を癒すことから逃げてきた傾向があります。
それよりも他人をケアし、献身する事で
自分自身を守ってきたのです。
しかしタイプ4へ統合することにより
様々な自己表現の仕方を探るようになります。
音楽であったり、アートであったりダンスであったり、
ただ日記をつけるだけでも、
自分に向き合う全ての行動が
タイプ2にとって極めて有益になります。
ただ、これは頭で考えるより難しい事です。
自分のための時間を持つ事、それが
芸術でもセラピーにせよ、
自分のことをもっと知ろうとするたびに
超自我が「わがまま」だと攻撃するのです。
「なぜこの時間を自分のために使うの?」
と、
その声が聞こえても、
タイプ2が自我を成長させるにつれ
その超自我の厳しい声と
真の内なる導きの声をしっかり区別でき、
聞き分けることができるようになるでしょう。
タイプ2は、タイプ4の通常の段階で現れる
特徴を真似しようとしても、あまり得るものはありません。
ただ感情的になり、自己陶酔にふけっても、
タイプ2が必要とする自己認識を高めることに
ほとんど役に立たないのです。
個性的でロマンチックな空想にふけったり、
人に対する期待を大きくするタイプ4の傾向は、
献身者、助ける人であるタイプ2の
ニーズを悪化させるだけにすぎません。
それよりもタイプ2が「わがままであってはいけない」
という超自我からの制限を打ち破り、
真に自分をケアすることを学ぶにつれて
タイプ4の高度の機能である、
自己認識、自己開示、創造性が
自然に開花するのです。

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