チェイスのダンスセラピー:踊り動きで癒しを得る心理的効果

心を動かす方法は 様々な五感を使い、 脳への刺激を与えることで 何か突破口が見つかるものです。 これまで音楽や演劇、砂遊び など様々な方法を紹介してきましたが、 ダンスセラピーとは その名の通りダンスをするセラピーですが、 普通ダンスと聞けば、 社交ダンスやブレイクダンスなどを 思い浮かべるかもしれませんが、 セラピーとしてのダンスで用いられるのは 即興的な動きです。 アメリカでは社交ダンス的なものと 混同される事を嫌い、 しばしば「ムーブメントアプローチ」 とも呼ばれます。 このダンスセラピーのメリットは、 言葉を用いないことです。 また、あまり活動的でない クライアントでも、 他人の動きにつられて自然発生的に 運動能力を強化できるため、 健康者から慢性化した 統合失調症の患者まで 幅広い対象に適用可能です。 ●輪になって動きを伝える 音楽も体の動きも使うので 心理的効果が高いのです。 ダンスセラピーで広く用いられているのは、 モダンダンスの指導者だったアメリカ人の マリアン・チェイス(1896~1870)が 創始した方法で チェイス・メソッドと呼ばれます。 まず参加者が円陣を組んで 向かい合います。 セラピストは参加メンバーの雰囲気から、 最も合いそうな音楽を選んでかけます。 そのうち、参加者の中から 音楽に誘われて自然発生的な 動きがで始めます。 セラピストはその様子を観察して、 動いている参加者の一つの動きを取り上げて、 より大きくするなどの方法で強調し、 その動きを全員で真似るように促します。 他の参加者が別の動きを始めれば 今度はそれを真似して参加者を誘導します。 何かを投げる、抱きしめる、殴るなど、 象徴的な動きが表れてくると、 セラピストはそのような動きを 拡大して繰り返しながら 「太陽を抱いていると思って踊りましょう」 「誰を殴っているの?」 などと声をかけます。 これによって参加者の動きは 個々人にとってさまざまな意味を 持ったものになってきます。 最後に、全員で手をつなぐなどして 徐々にクールダウンし、 感想を話し合います。 ]]>

コメント

タイトルとURLをコピーしました