フランクルのロゴセラピー:人生の意味を考える心理的効果

あなたの人生で最も 大切なものはなんですか? 生きる意味はなんでしょう? …こうした深いテーマは 簡単には答えが出ないものです。 これが正解という答えもありません。 ここでロゴセラピーというのは 人生に意味を見出すことによって 心の問題を解決する心理セラピーです。 創始者の エミール・ヴィクトール・フランクル (1905~1997) はウィーン出身の心理学者、 フロイトやアドラーに学び、 病院の精神科の副部長を 勤めていました。 彼はユダヤ人であったため ナチスの台頭に伴い 37歳の時家族ともども 強制収容所に収容されてしまいます。 この時の体験が 彼にフロイトへの疑惑を抱かせます。 もし性欲が人間にとって 根源的なものであれば、 強制収容されても 最後まで残るはずですが、 実際には性的な夢を見る囚人はおらず、 むしろ囚人たちは神や政治について 考えるようになっていきます。 また、体力のあるものが 長生きするわけでもなく 家族者社会との大切な絆を 持っている内向的な囚人の方が 長く生存しました。 さらに全てを奪われ、 管理される収容所内でも 考えたり思い出に浸ったりする 心の活動の自由は奪えないと言う事が フランクルの根源的な出発点になりました。 ●人生の意味を導きだすセラピー フランクルのセラピーは、 まず「ソクラテス的対話」によって、 クライアントが自らの人生の意味を どのように考えているのか導きだします。 ソクラテス的対話とは、 質問者があえて無知を装いつつ 対話する方法です。 特徴的なのは「逆説技法」を用いることです。 例えば「緊張するとどもってしまう」 という悩みに対して、 「もっとどもるようにしてみなさい」 と逆説的な支持を行います。 また「脱反省」という技法では、 ノイローゼの人々に 何らかの活動にうちこむことを すすめています。 ]]>

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