自分というのは唯一無二の存在、 自分にしか分からないものです。 しかし人は得てして自分の ことがよく分からなかったりします。 だからこそ自分のことが分かるほど 精神的にはタフになれるものです。 ゲシュタルトセラピーは、 ユダヤ人の精神科医である フレデリック・パールズ(1893~1970) によって創始された心理セラピーです。 「ゲシュタルト」はドイツ語で 「形、形象」を意味する言葉です。 ゲシュタルトセラピーの 大きな特徴が、 「いま、ここ」と強調する所で、 パールズ自身は 精神分析の影響を強く受けていましたが、 幼児期の経験などを 詳しく聴取するべきとは考えませんでした。 それらはアンフィニッシュド(未完了) なものとして現時点でのその人の 行動の中に現れてくると考え、 自分が今している事に 「気づく」という事を重視しました。 ●自分自身に気づく ゲシュタルトセラピーでは セラピストはまずクライアントに 「気づき」を促します。 例えば 「今こぶしを握りしめている事に気づいて下さい」 「今口元が緩んだことに気づいて下さい」 といった具合です。 それから、 「あなたのにぎりしめた拳は 何をしようとしているのですか?」 などと問いかけて、 どのような未完了の感情が 潜んでいるのかをクライアントに気づかせます。 時には 「その握りしめた拳になってみて下さい その拳はなんと言っているでしょうか?」 といった問いかけも行われます。 対人関係の問題が 未完了になっている場合には 空き椅子を向かい合わせ そこに相手がいると想像しながら、 今生じてくる感情を言葉にする という手法も用いられます。 ゲシュタルトセラピーでは 感情を表出することが推奨されます。 泣き叫んで拳でマットをたたくような ワークショップが急速に広まったのも、 ゲシュタルトセラピーの 影響によるところが多いと言われています。 ]]>
パールズのゲシュタルトセラピー:自分に気づく心理学的効果
精神的タフさを身につける心の習慣術の極意
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