ユダヤ人の脳の構造、賢さの理由は遺伝、環境、職業選択説?

ユダヤ人、華僑に学ぶ成功の極意

私たち人体には、
アジア人でも欧米人でもアフリカ人でも、
子供でも大人でも老人でも、

基本的に似たような脳を持っているものです。

そこで何かしらの違いが生まれる。。

世界的に知性が高いと言われる
ユダヤ人の脳の構造は特殊なのか?

彼らの賢さの理由、優秀さは
遺伝でしょうか?環境なのでしょうか?
或いは職業選択説という説もあります。

ユダヤ人が賢い理由、
その知力の高さを物語るのに
持ち出される事例が、

人類平均の150倍にも達する
ノーベル受賞率があります。

世界人口の0.2%に過ぎないユダヤ人の人口ですが、
ノーベル賞(平和賞を除く) 受賞者に占める
ユダヤ人の比率は約3割にものぼります。

また知的偉業を生み出す前提として、
ユダヤ人のIQの高さがあげられますが、

近年の研究では、
アメリカ人平均の100に対してユダヤ人の平均値を115
と測定するものもあり、

物理学や数学の分野など IQ140以上の人間に限れば、
ユダヤ人はアメリカ人平均の6倍の割合という
データもあります。

ユダヤ人の賢さの理由は遺伝か?

その賢さの理由を説明するのに登場するのが、
血統的優秀さで説明しようとする遺伝説です。


つまりユダヤ人は遺伝的に
脳の力が高い民族なのでしょうか?

中でも淘汰説というのは、
迫害が激しかった時代には
賢いものだけが生き残り愚かなものは淘汰された
というものですが、

これは説得力に乏しい説でしょう。

例えば、

ロマ族(ジプシー)はユダヤ人と
同様に迫害され続けましたが、

ユダヤ人ほど知力を発達させる事はありませんでした。

さらにユダヤ人の中でも商売で
成功して富を得た商人(=賢い者) ほど、

迫害の際には真っ先に標的とされ、
殺される可能性が高かったのです。

ユダヤ人の賢さの理由は環境か?


あるいは環境がそうさせたのでしょうか?


もし遺伝であれば、まさしく
彼らは神に選ばれた特殊な民族であって、

私たち日本人も他民族も彼らに敵わないでしょう。

でも恐らくそうではないと思います。

同じような肉体や脳を持って
この世界に生まれてきているはずです。

ユダヤ人の賢さの理由を
唱える説は他にも様々あります。

例えば、

ユダヤ人は学問、文化の中心である都市に集住し、
高い教育を享受できる豊かさを得た事、
長い間疎外された事で世に認められたいと
願う気持ちが人一倍高まったという自己顕示欲説

次に
「学者が尊敬される社会だった」
という説もあります。

ユダヤ人社会では、財産を持つ
無学な者より貧しい学者の方が、

結婚相手獲得をめぐる競争で
勝利を収めたという主張です。

こうしてユダヤ教学者が子孫を増やせたのに対し、
カトリック社会では最も賢い子は
司祭となり生涯独身で過ごし、
子孫を残さなかったというものです。

…しかし、この説も
信憑性には乏しいものです。

現実には裕福なユダヤ商人が
一文無しの学者を自分の娘婿にする
事例は少なかったからです。

賢さの理由は職業選択説?


或は職業選択説というものもあります。


9〜10世紀、ユダヤ人が西欧、中欧へ
次々と定住し始めてから後、

彼らの就ける仕事は、金融業、商業に
法的に限定されていきました。

この限定の中で知力が磨かれたといものです。

確かに一理ありますが、
その賢さというのはあくまで
ビジネスに限った所、 IQやノーベル賞に繋がるか…

色々な議論があるでしょうが、
この議論に関するひとつの答えになる
であろうある科学的発見があります。

1980年代アメリカの
カルフォルニア大学バークレー校の
マリアン・ダイアモンド博士たち 科学者グループが

生活環境の刺激が脳や知性の働きに
非常に大きな影響を及ぼす事を発見し、
発表しました。

現代日本でも多くの科学者や研究者、教授たちによって
脳のトレーニングなど 脳への刺激を与える事で、
知力も変化する事が 明らかになっています。

脳は遺伝よりもむしろ環境によって変化する

しかし、

それ以前は一般的に神経科学者の間では、

人間の脳と知性は遺伝によって既に形作られていて
それが環境によって変化する事などない

と考えられていました。

しかしダイヤモンド博士の研究は
それらの通説を覆すものでした。


ダイヤモンド女史の実験では遺伝的に
同一種のネズミを 以下のグループに分け、

1つは、

狭い檻の中で1匹だけ餌と水だけを
与えて育てられました。

2つ目は、

普通の広さで3匹のネズミが
普通の環境で育てられました。

3つ目は、

輪回し、階段、迷路などの遊び道具がある環境で
10匹のネズミ が育てられました。

つまり、 刺激のない環境から豊富な環境という
3つの環境に分けて、

幼いときからネズミを育て大人に成長させてから、
知能テストを行ったのです。

すると驚くべき結果が出たそうです。

3グループのネズミの知能レベルは
1、2のグループと比べて、
明らかに賢く育っていました。

学習能力や記憶力は格段に伸びたのです。

さらに3グループのネズミの脳の重さは約5%重くなり、
大脳皮質もより厚く硬くなったそうです。


この5%の脳の重さの違いとは、
人間の進化の歴史を振り返って考えると

現在の人間の脳の重さの平均は1300gと言われていますが、
100万年前の人類の脳の重さが 1100gだったとのことです。

つまり100万年かかって200g増えたわけですが、

この計算で行くと 脳の重さが今より
「5%増える」 ということは、

約数十万年の時間を要するとのことです。

それだけの進化を環境の違いだけで生み出したのです。

ユダヤ人の脳が鍛えられる秘密

つまりユダヤ人の脳はその民族的習慣が故に
幼い時から脳に刺激を与える習慣がある事が、

ユダヤ人の知性を伸ばす事に
最も影響を及ぼしているのです。

つまり環境が彼らの脳を鍛え優秀にしたのだ
と言えます。

博士は実際に人間の脳は刺激させる事によって、
知性を増す事ができる事を証明したのです。

これは脳科学の革命といわれました。

ダイヤモンド博士は
著書 『環境が脳を変える』の中で、

脳(インテリジェンス)は 遺伝的要因と
外側の環境から受ける刺激との両方によって作られる

という事を明らかにしています。

脳は環境などの外的要因に刺激を受けるとき、
主に情報処理などを司るニューロンと呼ばれる
神経細胞が作られると言いますが、

特にそれは生まれてから3年間が最も活発だと言われます。

つまりダイヤモンド博士の発見は
ユダヤ人が民族を挙げて習慣として行っている
読書や議論、そして学習という活動が、

その脳を鍛え知性を発達させるために重要である、

という事を証明したのです。

この辺りの彼らの独特の習慣や秘密の教育法なども
このサイトでは詳しく紹介して行くつもりです。

脳を鍛えるためにできる事

環境が脳を決めるのであれば
これは私たちにもできる事です。

つまり、

天才は生まれつきのものではなく、
頭を使う事で作られるという事、


適切な環境を与えてあげれば
脳を鍛える事ができるのです。

ちなみにユダヤ人で天才物理学者の
アインシュタイン博士。

彼の脳の容量は一般よりも小さい
と言われています。

しかしマリアン・ダイアモンドさんは
ネズミの実験で、刺激的な環境で育った
ネズミたちの 毛細血管は広く、
神経膠細胞の密度が高いことを発見し

同様に、アインシュタインの脳を調べて
神経細胞の密度が高い事を発見しました。

そして私たちも密度を高める事は誰にでも
可能なのです。

脳の賢さを決める要因は1つではありません。

様々な要因が積み重なっているのが事実でしょう。

もちろん、遺伝もあります。職業にもよります。
時代や社会状況も関わってきます。

が、やはり環境は大切であり、
文化的に独特の脳を鍛える環境に
ユダヤ人が置かれているのも事実です。

これから脳を鍛えるためのユダヤ人の
独特な習慣について紹介していくので
楽しみにしていてください。

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