メディアの健康情報や
雑誌のダイエット特集、
医者や専門家の意見より、
何よりまず私が聞かなければ
いけないと感じるのが、
自分の体の声です。
体の声に耳を傾ける…
というのは健康や若さを守る上で
重要なものですが、
現代人はその声を無視しすぎて
聞こえなくなっている、
とも言えそうです。
それで多くのデメリットを
生んでしまっているのですが、
以前、紹介した肩こりに
気づかない事もそうですし、
「あくび」も一種の体の声と
言えます。
体のバランスのズレを
整えようとする脳からの指令です。
あくびを出す脳のメカニズム
生理学的に言えば、
脳の奥の方、視床下部の中にある
「室膀核(しつぼうかく)」
という神経細胞の固まりが、
血液中の酸素濃度が
下がってきた事を感知して、
あくびの指令を出します。
そしてあくびをしたい気分に
なってくるものです。
そして実際にあくびをすれば
アゴや首の筋肉がストレッチされ
全身の血液の循環が改善し、
脳に酸素が届き、気分が
スッキリするというわけです。
しかし社会的には、あくびは人前で
堂々となかなかできない風潮です。
会社であくびはできない
と我慢して抑えていると、
それが脳の指令として
プログラミングされてしまい、
あくびを出さない体になります。
すると、血流が悪くなっても
本能的に自然とそれを改善する事が
なかなか できなくなるのです。
塵も積もれば山となる。
これが習慣化すれば、
神経や血行が徐々に悪化し、
老化や病気のリスクも増えます。
つまりあくびを我慢するだけで
多くのデメリットに繋がるのです。
脳の指令あくびを我慢するデメリット
ここで体の声と言っても、
脳が指令を出すわけですが、
それは意識的に考えてやる
訳ではないという事です。
普段私たちがあくびをするのは、
「おぉ、そろそろ血液中の
酸素量が不足してきたぞ」
などと自覚してやるわけでは
ありません。
「よし1時45分だから
そろそろあくびの時間だ!」
などと考えてやるわけではありません。
そういう判断は脳が勝手に
やってくれているのです。
私たちが意識できる心の中には、
ただ、あくびをしたいという衝動が
降って湧いたように表れるだけです。
それを自然とそのまま出せれば良いのです。
犬や猫をペットで
飼った事がある人は、
動物たちがあくびをする
姿を見るでしょう。
或は動物園に行けば、
ライオンやカバが大きなあくびを
している姿を見る事ができます。
人間のような意識を
持っていないであろう彼らも
あくびをしているのですから、
あくびは意識的な行為ではない
という事が分かります。
多くの動物の体に備わった
極めて本能的な行為です。
それだけメリットが多いからこそ、
体に元々備わっているのです。
本能であるあくびを我慢すると…
生まれて間もない
赤ちゃんもあくびをします。
誰に教わったわけでもなく、
生まれつき自然に湧いてくるのです。
心身にメリットのある行為
だからこそ本能的にやるのです。
こういうメカニズムで、
頭で考えなくても体の中から
本能的、衝動的に出てくるものを
「体の声」と呼んでいるのですが、
では本能的な行動であるなら、
生き物の遺伝子にプログラム
されたメカニズムでしょう。
職場で緊張するくらいで
抑え込まれてしまうのか?
と思う人もいるかもしれません。
その疑問は最もですが、
人間の脳の仕組みとしては
本能的な行為だからと言って
抑えられない事はないのです。
そして、実際に極めて本能的な
体の声が抑えられてしまう、
すると体内は徐々に調子を崩して行きます。
そんな体の声を無視して
我慢する事で生まれるデメリット
最もポピュラーな現象を、
あなたもよくご存知のはずです。
それが「便秘」です。
便意を我慢して便秘になる メンタルと
体のメカニズムを 次回もう少し深く
考えて行きましょう。


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