タイプ8は、自分が強く、自立している
という性格タイプが現れるのですが、
シンプルに言えば、自分がしっかりとしていて、
生きていることを感じたいのです。
欲望というのはもちろん誰しもが持っている
ブロック、執着なのですが、
特にタイプ8は、生きている感じを
刺激するように行動し、強烈な生き方をします。
人とのやりとりも仕事も遊びも
強烈でなければなりません。
絶えず人生に抵抗しなければいけないかのようです。
けれども、欲望というとらわれ、ブロックに屈するほど、
タイプ8は自分が渇望する強烈さを得るため、
周囲の人や感情に対抗する意思を
主張するというパターンに陥ります。
皮肉なことに、押しが強くなるほど、
自分のリアルな存在感が希薄になります。
自分も他人も環境の中の取るに足りない存在で、
操作の対象となってしまうのです。
その結果、内面が無感覚になり、
それを克服するためにさらなる努力を
駆り立てます。
さらに多くの欲望を持ち、心を燃やし、
外部に向かい、自分を忘れていくのです。
強烈さはさらなる強烈さへの
必要性を生むだけなのです。
そしてまだ健全に至らないタイプ8は、
向こう見ずなところがあります。
車の運転で飽き足らず、
F1レーシングにチャレンジします。
ハイキングでは飽き足らず、
大物を仕留める狩人になりたいのです。
タイプ8は強烈なものの中毒します。
また挑戦を受けたり、チャンスが少ない
ハイリスクなものに賭けることから放出される
アドレナリンの虜になります。
脳機能学を学ぶと分かりますが、
アドレナリンはエキサイティングな
生き方をするために大切な脳内物質ですが、
時間が経つにつれ、消耗し、
結局心身の健康を損ねてしまうのです。
人によってそのリスクは、
悪い食習慣、たぼこ、アルコールに対して
傾向を無視することかもしれません。
「私は強いから大丈夫、これくらいで負けない」
勝つことにタイプ8は中毒になります。
そして勝てば勝つほど、自分は傷つけられないという
偽りの感覚を確立します。
それは悲劇的な間違い、過ちを起こす
ことになりかねません。
さらに皮肉なことに、
コントロールと欲望の矛盾した関係があります。
タイプ8は自分が状況をコントロールしている
と感じたいのですが、
欲望の虜になることは
コントロールの対極に位置します。
欲望は自己の外にあるものに対する反応です。
自分にないから欲するのです。
人や物を渇望することは、
お金や性的パートナー、権力など
いずれかに対する欲望であれ、
その対象のコントロール下にはいってしまうのです。
「お金をもっと欲しい、そうしたらコントロールできる。」
と思いがちですが、
逆にお金に人生をコントロールされているのです。
エニアグラムのすべてのタイプに言えることですが、
とらわれは歪みであり、究極的にそのタイプが
本当に望んでいることの逆をもたらすのです。

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