前回まで紹介した、
ジョギングやストレッチなど、
「体に良いらしいよ」
という理由だけで、
何の根拠もなく、頭から信じて
疑う余地もないというのが、
人間には往々としてあります。
それで効果が出ない…
のであればまだマシでしょうが、
逆効果になるとすれば考えものです。
そして常識的に健康を守る
手段として思い込んでいる一つが、
日本における「医者」に対する
イメージではないでしょうか。
健康や体に関する職業は多数あるのですが、
「医者」への信頼度は最も高いでしょう。
日本では「お医者様」というように
「さま」をつけた呼び方があるくらい、
その信奉度合いの高さが うかがえるものです。
健康は自己責任で守るもの
もちろん、
医者は職業として
プロフェッショナルの存在で、
専門家ではありますが、
我々と何も変わらない人間です。
まるで神様のように盲目的に
信じる人がいるのが不思議です。
人を敬ったり、すぐ信頼したり、
心で接する日本の文化は
もちろん素晴らしいですが、
大切なのは自分が主体的に考え
行動することではないでしょうか。
医学についての自分なりの
知識と経験を元に、
医者に頼るなら構いませんが、
ただ何となく
「医者は信頼できる…」
と思い込んで頼ってしまうのは
危険です。
最終的には自分の体、健康に
対する責任は自分で取ること
なのです。
健康は自己責任で守るものなのです。
自分の大切な体なのですから、
それが最も自然な形でしょう。
しかし、
現代社会では多くの人が
どこか自分以外の所に答えを
求めてしまいがちです。
医者は信頼できる?信じられない?
あまりネガティブなことを
並べ立てて恐怖を煽るつもり
もないですし、
医学、医者批判をしたい
わけでもないですが、
例えば、 現代人が絶対的に
信じる医者の誤診率がどれくらい
あるのか考えたことがあるでしょうか?
正確な数値は統計によって
ばらつきがあるのですが、
ゼロ…ではなくある程度
規模の多い数字として存在します。
それは全て医者の誤診や
技術不足によるものではなく、
診察の為の環境、
つまりX線やCT、MRIなどの
最先端機器を取り揃えたとしても、
全てを正確に診断できるのは
かなり難しいのです。
その証拠に、
受診したいくつかの病院で異なる
診断を受けた経験がある人も
多いでしょう。
医学界には、 医療ミスや
処方薬の副作用など
信じられない…という
要因がたくさんあるのも事実です。
が、それで非難すれば良い
というわけではないのです。
何度も言うように健康は
自己責任で守るものだからです。
お医者様の言うことは絶対的?
外傷であればまだしも、
人体のメカニズムは複雑怪奇です。
内科的な病気であれば
症状は様々ですし、
全てが教科書通りの順番で
現れるわけではありません。
経過は人それぞれです。
初診の段階で現れていなかった
症状が出ることもあります。
どんなに名医であっても
有名病院でも
医者が判断を誤る可能性は
ゼロにはならないのです。
また受診する側は素人ですから、
当然、専門知識がないのが前提です。
だから自分の体であっても症状を
上手く言葉に伝えられなかったりします。
だからこそこのテーマでは、
自分の体の声を聞く
ことを重視しているのですが、
現状では患者側も医師側も
ミスコミュニケーションである
ことが当たり前なのです。
特殊な検査をしない一般外来の
問診だけの診察の場合、
患者の訴えを聞き、 多少
体に触れる診察があっても
それが判断材料の全てです。
そこで何か情報が抜け落ちていたら
判断を誤ってもある程度
仕方がないのではないでしょうか。
こう考えれば、
医者が信頼できない!
とか、
信じられない!
という以前に、自分の声も
信じられないという状況に
なっているのが、
現状なのでしょう。
体の専門家に依存しても良いのか?
医者は
信頼できる?信じられない?
という議論の前に、
健康は自己責任で守るもの
という意識をつけましょう。
そして体の声を聞き始める
訓練を始めるべきです。
もちろん他者のアドバイスを
聞いたり、学んだりすることは
重要です。
しかし「医者」の言うことは
絶対ではないのです。
巷では医療不信も騒がれていますが、
まだまだ「お医者様」への
信仰が厚い人が多いです。
それだけでなく、
代替療法であっても、
鍼灸師、マッサージ師など、
医療資格を持って人の
体に接している人も、
絶対視すべきではありません。
そういう人が人の体の全て
なんでも分かる訳ではないのです。
彼らの意見やアドバイスを
受け入れた上で
自分の責任で自分で判断する、
これが正しい道だと思います。
もちろんこのサイトのアドバイスも
疑いの気持ち半分で、
あくまで参考にしつつ
最終的な判断は全て
あなた次第ということです。
風邪で医者に診てもらうのはなぜ?
健康は自己責任で守るもの
と決めた瞬間から、
真の健康や美容、長寿や
パワー若さなどを手にできる、
と私は信じています。
しかし一般的な意識では、
やはりまだまだ専門家に頼るべき、
専門家に聞けば何でも答えが
分かるはず
と思っている節が大いに
あるような気がします。
だから軽い風邪のような
症状が出ただけで、
すぐ病院に行く人が後を絶ちません。
薄々自分でもただの風邪だろう
と思っていても受診するのは、
医者に
「そうですね、風邪ですね」
と確定診断してほしいからでしょう。
わずかではあっても、
何か他の変な病気だったらどうしよう
という一抹の不安を拭い、
安心したいという思いが
その人の心の奥にあるのでしょう。
しかしこれはまさしく、
「自分の体の声を信じられない」
という現れでしょう。
しかし医者は信頼できるが
自分は信頼できないということです。
全て自分で考えるのが健康への道
先ほどの誤診の例のように、
こうした最もありふれた
重症ではなさそうな風邪
というものに対し、
医者が確実にそれは風邪であると
確信しているかどうかも
はなはだ疑問なのです。
ご存知のように、
風邪という病気は存在しません。
色々な症状の複合的な捉え方なのです。
その原因となる細菌やウイルスを
特定する為に血液検査などをする
病院はなかなかないでしょうし、
やっていればさらに
待ち時間が長くなり、
余計に具合が悪くなりそうです。
それならば家で寝ている方が
よほど回復するでしょう。
医者に尋ねる理由は本体ありません。
医者側も「恐らく風邪ですね」
とかく症状に合わせ、
教科書的に薬を処方するだけです。
もらった側は素直に薬を飲み、
数日して症状が良くなれば、
治ったとほっとします。
ここで医者の診断を受け、
処方された薬を飲んだから治ったのだ
と思い込んでいるわけですが、
普通の感冒、いわゆる風邪ならば、
薬を飲まなくても 栄養と休養を
取れば回復します。
医者も患者もそれは風邪で
しかるべき処方で回復したと
考えるでしょうが、
その真偽は分かりません。
私自身は最高の方法は
自分の体に聞くことだ
と思っています。
結局の所こうした、
医者は信頼できる?信じられない?
という疑問を持ち、
健康は自己責任で守るもの
ということは大切ですが、
全てを疑って否定しなさい
というわけではありません。
自分の頭で考え行動すること
これが大事なのだと私は思います。


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