痛み止め薬、消炎鎮痛剤のデメリット、痛みと炎症と免疫力の関係

人気者になる魅力ボディの作り方の極意

前回紹介したような
「薬」や「医者」に頼らず
健康を守るという話は、

多くの日本人にとって
信じられないことだと思います。

病気や怪我も風邪であっても
「薬」や「医者」が必要不可欠と
思い込んでいる人が多いです。

しかしここでこの誤解について
考え直してみましょう。

私の知人にアスリート相手に
トレーナーとして働いている
人物がいます。

チームに所属する選手全ての
健康管理を任されていただけでなく、

ドーピングコントロールという
重要な人もがあり、

チームドクターの指示のもと
薬の管理もしていたので、
薬学の勉強を良くしていました。

そしてその経験を通じ薬に対する
疑問が湧いてきたそうです。

彼は興味深い話を教えてくれました。

痛み止めを飲んで練習するアスリート

そうした環境で彼が日頃から
頻繁に使っていた薬の一つに、
消炎鎮痛剤というものがあります。

いわゆる「痛み止め」と
言われる薬です。

ここでは特定の薬品名は
伏せておきますが、

誰もが買えるなじみ深い薬で
用途も幅広く便利な薬です。

怪我の絶えないスポーツ、

練習や試合でライバルとしのぎを
削る毎日ですから、

この消炎鎮静剤が大量に
使われていたようです。

選手たちは試合に出る為、
毎回スタメンに選ばれる為、

痛みは薬で抑えてでも練習に参加
したがるのが当たり前だったそうです。

ここで、アスリートでなくても、

我々が体のどこかに
痛みを抱えていた場合、

「痛み」=「症状」

と考えるでしょう。

痛み止めを飲み、痛みが止まれば
「治った」と勘違いする人も
いるかもしれませんが、

そうではないのです。

実際にはデメリットの方が
遥かに多いのです。

選手にとって「痛み止め」は
なくてはならない薬であり、

何の抵抗もなく
「薬で痛みを止めてください」
とトレーナーに薬を求めてきたと言います。

痛みと炎症と免疫力の関係

しかしこうした薬は

「ただ痛みをブロックする痛み止め」

ではなく

「消炎鎮痛剤」

なのです。

何を言っているのか一般の人には
さっぱり分からないでしょう。

このメカニズムを
理解してもらう為にまず、

痛みと炎症と免疫力の関係を
説明します。

医者はもちろん、
医療関係者はみなほとんどの
痛みの原因を「炎症」 である
という教育を受けます。

怪我や火傷などの外傷も、
風邪や頭痛などの感染性も、

全てその組織修復のプロセスで
起こる炎症が関係するわけです。

つまり、

炎症というのは体を治癒
させようとする免疫システム
による反応の一つで、

治癒の過程においてなくては
ならないステップなのです。

つまり

炎症→痛み→治癒

というわけです。

もう少し炎症が患部で
何が起きているか説明すると、

誰でも簡単に判断できる
5大特徴と言われる反応があり、

1.腫脹(腫れること)
2.発赤(赤くなること)
3.発熱(熱が出ること)
4.疼痛(痛みがあること)
5.機能障害(機能的な障害が出ること)

といったものです。

痛みや炎症を消すことのデメリット

私たちが病気や怪我など
悪いものと思い込んでいる
痛みや熱が出る症状は、

治癒が出る為の大切なステップです。

子供は成長期を経て大人になりますが、

そのプロセスである成長期を
なくしてしまえばどうなるでしょうか?

成長期に努力や苦労なく成長すれば、
おかしな大人になるはずです。

同じように治癒のステップでも
炎症をなくしてしまえば、

体の健康は不完全なまま
放置されることになります。

これが後々大きな体への
デメリットを生んでしまうのです。

風邪を引いたら熱が出るのも、
免疫力システムが病原菌と戦う為に
必要な炎症反応です。

またねん挫などの怪我をすれば、

患部が赤くなって腫れたり、
熱を持って痛みが出たり、
足首が動かせなくなるという
機能障害が起きるのも、

絵に描いたような炎症反応です。

痛みは健康にとって重要な役割

刺激→炎症反応→治癒

というのが自然な流れです。

しかしここでこれらの炎症を抑え
熱や痛みをコントロールできる
と考えるのが、

痛み止め薬、消炎鎮痛剤なのです。

まさしく消炎(炎症を消す) 事により、
鎮痛(痛みを鎮める) 作用をもたらす
薬なのです。

そしてこうした薬として
最もよく使われるのが、

非ステロイド性抗炎症薬
(NSAIDs)

と呼ばれる薬剤です。

痛みというのはいくつかの発痛物質と
呼ばれる物質が患部に放出される事
によって起きるとされていますが、

その中でもプロスタグランジン
と呼ばれる物質が特に熱を上げ、
痛みを増強させる働きをします。

そして非ステロイド性抗炎症薬は
このプロスタグランジンの働きを
阻害するのに有効です。

痛みや炎症が消えるというのは
一見喜ばしいことに聞こえます。

アスリートが進んで飲みたがるのも
確かに分かる気がしますが、

しかしこれで本当に良いのでしょうか?
デメリットはないのでしょうか?

風邪の発熱や痛みと免疫力の関係

先ほども言ったように

体を守り治癒させる為の
免疫力の働きである炎症反応を、

とにかく消してしまって
よいものなのでしょうか?

賢明な人はお気づきと思いますが、

例えば風邪であれば、
炎症反応として体は熱を出して
病原菌と戦おうとしているのです。

その風邪の引き初めの早々に
解熱をしてしまえば、
元も子もありません。

熱を抑えることで健康を
失っているようなものですから、

副作用以外に自己治癒力や
免疫力が下がるデメリットがあります。

そのときの熱は下がったとしても
その後の抵抗力が少なくなります。

よく39度当たりの発熱で、

これ以上熱が上がると
脳に異常を来すのではないか
と心配する人がいますが、

実際は41度を超えなければ
心配はないとされます。

そもそも妙な医療介入をしない限り
免疫システムが41度を越すような
発熱を促す異常事態にはなりません。

確かに理論上、 熱が41度を超えれば
血液中のタンパク質が変性し固まるので、

細胞の代謝に異常を来たし
細胞が死んでしまいます。

ここまで上がりそうなら
解熱も必要でしょう。

しかし、です。

それは本当に稀なレアケースです。

しっかりとした健康的な
ライフスタイルを送っている限り
そういったことはないはずです。

痛み止め薬、消炎鎮痛剤のデメリット

しかし、

ちょっとした風邪でも
頭痛でも怪我であっても、

痛み止め薬、消炎鎮痛剤を
飲もうとしてしまう人が
日本人には多いのです。

自然療法の知恵が全くない
訳ですからしょうがない
部分もあります。

もちろん個人差はありますが、

39度くらいの熱なら
それほどつらさを感じない人もいます。

頭だけはしっかり冷やしながら
体を休ませていると、

体内で免疫力が戦ってくれ
治癒に向かわしてくれるのです。

だから無理に解熱せず、
免疫力が病原菌などに打ち勝つ
ようなサポートをする事が

私たちがやるべきことなのです。

つまり水分補給をして、
栄養素を取り入れ、
(消化には負担をかけず)

じっくり休養すれば自ずと
治癒するのが風邪というものなのです。

全ての症状を薬で抑え込む医療に
慣れ親しんでしまった日本人は、

自分の体の力を信じていない
傾向が強い気がします。

免疫力より薬や医者に
頼ってしまっているようですが、

実際に薬剤が行うのは、

免疫力の力を阻害する
アプローチだったりします。

体を自分の所有物だと
考えている人が多いでしょう。

だから限界まで無理を強いたり、
粗末に扱ったりする人もいます。

体の声を聞き、体と向き合う

痛み止めを飲んでまで
激しく運動をする事に疑問を持ち、

私の知人のトレーナーは
その世界から足を洗ったそうです。

そして自分の体と正面から向かうべく、
健康の知恵を伝える仕事をしています。

体は自分の所有物でもなく
単なる器でもなく、

体は自分自身なのです。

体と心を分けて考えてしまえば、

体を無理矢理コントロール
しようとしてしまいます。

しかしこれでうまく行く
はずがありません。

必要なのは体を抑え込んだり
コントロールしようとするのではなく、
体と向き合い共に生きることなのです。

生涯を共にする長い
付き合いになるのですから、
良好な関係を続けて行きたいものです。

痛み止め薬、消炎鎮痛剤のデメリット、
自然治癒力のプロセスにおける
痛みと炎症と免疫力の関係など

ぜひ参考にしてほしいと思います。

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