人類は古代から心がどこにあるか?
常に疑問を持っていたようです。
あるものは心臓にあると考え、
あるものは腸にあると考え、
あるものは生殖器にあると考え、
もちろん今でも心がどこにあるか?
完全に解明されたわけではないですが、
脳というのが大きな役割を果たしている
と人類が気づいたのは、
まだ案外浅い歴史だったりします。
前回紹介したアファメーションや
ビジュアライゼーションなど
自信をつけるテクニックは、
潜在意識、無意識と呼ばれる
意識部分を活用したものです。
脳の深い部分を活用し成功する方法…
これはスピーチだけでなく
コミュニケーションスキル
全般に応用できます。
そして人生のあらゆる場面に
応用できるものです。
私たちの意識レベルは
潜在意識と顕在意識に分かれ、
顕在意識とは、
日常生活における私たちが
使っている意識の事で、
潜在意識とは、
感情、感覚、直感、記憶、想像力など
無意識で考える思考を指します。
よく例えられるのですが、
顕在意識と潜在意識は氷山のようで、
水面から上に出ている氷の山が顕在意識、
その下にあるのが氷山のほとんどを
占める水面下の氷が潜在意識、
潜在意識はとても膨大なので、
この潜在意識をしっかり活用する事は、
脳をうまく活用し成功する、
コミュニケーションにおいて重要です。
10%以下と呼ばれる顕在意識と
90%を占めると言われる無意識の
どちらを使えば、
より強力相手に影響力を与えられるか、、
当然後者のはずです。
このテーマは非常に重要なので、
今回さらに詳しく解説します。
潜在意識に働きかけると現実化する
ここで心理学者が見つけた
ひとつ重要な発見があります。
実は潜在意識は、
現実の出来事と真に迫った想像
との区別がつかないのです。
例えば、実際にあなたが
ある成功を経験したとすると、
あなたの潜在意識はひとつの
成功体験として、それを無意識レベルに
記録します。
自分で体感したのですから当然です。
一方で、 ある成功体験をありありと
思い描きイメージしたとします。
感情に働きかけ、想像すると
たとえまだ経験していなくても、
潜在意識に同じように記録し、
脳にとってはそれを実際に
経験している事になるのです。
だから、 スピーチの前に、会話の前に、
仕事の前に、デートの前に、 自分が上手く
自信を持ち喋っている 事を想像すると、
不思議と本番でも 上手く行くのです。
成功している自分の姿を
繰り返し思い描けば、
やがて潜在意識はあなたが、
話術に優れていると強く確信し、
あなたは当然のごとく、 正真正銘の
プロ並みの落ち着きと明晰さ、
自信を実感するようになる訳です。
だから、
前回紹介したアファメーションと
ビジュアライゼーションを使い、
言葉に表し、
ありありと思い描き、
感情に働きかける、
この三つを合わせれば、潜在意識に
成功のプログラムを組み込む事になり、
どんな聞き手を前にしても上手く話す
ことが前が出来るでしょう。
こうした脳の力をフル活用して
欲しいわけです。
常に「成功」を想像しよう
まだ人前に立っていない段階でも、
人気スピーカーと同じような「気持ち」
になることがあなたにも出来ます。
これは恐らく…
神が人間にのみ与えた特権です。
これが人間の脳の特質なのです。
つまり講演に先立って 幸せ、喜び、
誇り、興奮、自信 などの感情を
生み出せるのです。
上手くスピーチを成功させたければ、
それを行う前に、
「たった今、自分が素晴らしい講演を
したばかりでみなが立ち上がり、微笑み、
拍手喝采している…」
と想像すれば良いのです。
スピーチ以外の場所でも仕事に
とりかかる前に素晴らしい仕事をやり遂げ、
最高の気分を味わっている所を想像し、
プレゼンの前に、 大きな案件が決定して
最高の気分を味わっている所を想像し、
異性のデートの前に、 彼女が最高に喜んでくれて
愛情に包まれている所を想像し、
仲間と喋る前に、 あなたの話術に感動し、
最高の話をして盛り上がっている所を
想像すれば良いのです。
この些細なリハーサルを繰り返すだけで
あなたのコミュニケーションスキルは
素晴らしく上達していくはずです。
著名な心理学者、哲学者の
ウィリアム・ジェームズは
言っています。
「ある気持ちになる最良の方法は、
既にその気持ちになっているように
振る舞う事だ」
成功したければ先ず「真似」をして
振る舞ってしまえば良いのです。
そうすると潜在意識の力が働き、
実際に上手く行動できます。
行動は感情より、遥かに強く
意思の支配を受けます。
既にある気持ちを抱いているように
振る舞えば、
実際にその気持ちを誘い出す
引き金になります。
無意識レベルを活用する。
これはあらゆるパフォーマンスの
成功の鍵なのです。
「映画の結末」テクニック
さらに潜在意識の力を使った
感情に働きかけるテクニックとして、
「映画の結末」方式というものがあります。
これはコミュニケーションだけでなく
スピーチをする際に非常に効果的です。
あなたは映画館に映画を見に行くとします。
ただ早く着きすぎて、見るはずの映画の前の
回の上映がまだ終わっていなかったのです。
あなたは中に入り、その映画の
最後の10分を見ます。
そしてどのようにドラマが解決し、 結局、
万事がどんな風に上手く行くかを知ります。
… そして映画が終わり、 次の上映が始まる
までの数分をロビーで過ごします。
そして再び中に入り最初から見ます。
つまり、
このときはもう結末を知っています。
結末が分かっているのでストーリーの
展開にもリラックスしていられるし、
一喜一憂せずにいろいろな シーンを
楽しめます。
冷静に、落ち着いて映画を見れますね。
同じように、スピーチを行うときに
「映画の結末」のテクニックを使うと
良いのです。
「終わり良ければすべて良し」と、
人は最後がうまくいくと確信できれば、
その過程をリラックスして進められます。
あなたの話が終わり、みんなが微笑み、
拍手喝采しているのを想像しましょう。
あなたの潜在意識は
「今素晴らしいスピーチが終わった所だ」
と認識します。
あなたは素晴らしい仕事をやり終えたのです。
そして、 満足感と誇らしさにあふれ
興奮しています。
… ここまでをイメージしましょう。
そして実際にスピーチを始めます。
すると、冷静に落ち着いてその
スピーチを行う事ができます。
なぜなら最高のエンディングを
あなたの脳は知っているからです。
本当に簡単にこの方法は使えます。
スピーチをする前に、 既にやり終わった所を
想像するだけです。
潜在意識を上手く活用する事で
コミュニケーションレベルは向上します。
想像力というのは磨けば磨くほど
あなたの最高の味方になってくれます。
さらにこの手法は、
一人で繰り返し練習できるし、
時間もお金も必要ありません。
にも関わらず、この単純な
想像を取り入れるだけで。。
その効果にきっとあなたは驚くでしょう。
顕在意識と無意識下のメカニズムを
理解しましょう。
そして実際に今回紹介したテクニックを
ぜひお試しください。


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