スポーツで報酬を稼ぎ
飯を食って行くアスリートは、
なんと言っても体が資本です。
体の調子次第で選手生命が
決まってくるわけですから、
自ずと自分の体への意識、
健康管理への意識は高いものです。
ただ、あるトレーナーの話よれば、
その高い意識も質が選手によって
バラバラで、 その質の差が怪我や
選手生命、 体の故障などに
直結しているようです。
これは私たち一般人、
ビジネスパーソンや主婦、学生
でも同じではないでしょうか。
直接的にアスリートほど
体の調子が仕事の成果に
直結しないとしても、
必ず影響はあるからです。
ではその一流と二流を分ける
アスリートの体のメンテナンス、
健康管理の秘訣や意識の質の差
はどういったものなのでしょうか。
アスリートの体への意識の差とは?
最近のアスリートは概ね
真面目な人が多いようです。
昔は豪快で、二日酔いのまま試合に
出るなど、でたらめな生活態度の選手が
たくさんいたようですが、
最近はそういう人は少なくなったようです。
さらに体のメンテナンスに関する
環境面や技術面も変わり、
チームには、 トレーナーや管理栄養士、
さらには メンタルトレーナーまで
用意されていることもあり、
心身の健康を整える為のサポートを
するスタッフが大勢いる、
恵まれた環境にいるようです。
またトレーニングメニューも、
コーチが組み立てて、
各自がしっかりとそれをこなしながら
みなで目標に向かって進んで行くのですから、
非常に合理的なシステムがいます。
一見こうした環境の中
アスリートはみなが万全の健康管理を
できそうなものですが、
中には与えられたプログラムを
ただ黙々とこなす人もいれば、
自分で考え、必要なものと
不必要なものを選別して取り組む
人もいます。
アスリートの体のメンテナンスは画一化する
アスリートの場合、
チームが用意した各専門職が練り上げた
プログラムを真面目に全部こなす選手の方が、
体のメンテナンスは良い結果を
もたらすように思われるかもしれません。
しかし実際にはそうではないのです。
真面目にこなすことは裏を返せば
自分の考えが無いということです。
自分の健康管理に関する信念がないのです。
あるいは、自分の考えがあっても
チームから出されたメニューを優先
してしまっているのかもしれませんが、
いずれにしてもこうした真面目さは、
自分の体を武器に戦うアスリートに
とっては必ずしも良い結果とは
限らないのです。
そしてこれは私たち一般人、
ビジネスパーソンにも言えることです。
昔のアスリートであればみな
個人個人でそれぞれが
体のメンテナンスや
健康管理をしていたものです。
だから滅茶苦茶やって
短期間で体を壊すものもいれば、
しっかりとした信念のもと
偉大な業績を上げる人もいました。
しかし最近の環境が整えられた状態では、
滅茶苦茶悪い結果を生む人はいなくなったもの、
ほとんどが平均化、画一化してしまい
突出しなくなった人が増えたのです。
規律を守るだけでは強いチームにならない
しかしそんな中で結果を出せるのは
やはり自分なりの考え方をしっかりと
持った人なのです。
ビジネス社会でも、
例えば管理者側から見れば、
チームを育てて行く為に
ある程度の規律は必要でしょうが、
トップダウンで動くチームというのは、
ある程度成果は出せても、
びっくりするような大きな成果は
なかなか上げられないものです。
命令をただ聞くだけの
メンバーしかいなければ、
あまり強いチームが作れないのは、
スポーツでもビジネスでも同じようです。
最近の企業はこうした事情を考慮してか、
体育会系の学生をリクルートでも
あまり求めない所も増えてきました。
企業に求められる要素も時代と
共に変わってきているのでしょう。
そして私たちの健康管理も
この考え方を応用しなければ行けません。
アスリートの健康管理の秘訣を一般人も応用
もちろん、
こういう風にある属性の人を
一括りにするのはナンセンス
かもしれません。
しかし私の知るアスリートの
トレーナーが言うには、
この部分で、
一流になるか二流で終わるかの
分岐点になるそうです。
一流選手というのは、
技術的にプレーの質が高い
というだけでなく、
自分の体に対する感性が鋭く
体の声に耳を傾けます。
しっかりとした考え方を持ち、
上から押し付けられたやり方を
ただ単純にこなすだけでなく、
自分に最適なやり方を探し出し、
それを日々実行する力があるようです。
これはある意味動物的であり、
ある部分は人間的である、
新旧の大脳をしっかり
フル活用しているのです。
知識に偏るわけでもなく、
本能だけにも偏らない、
これが一流のアスリートの
健康管理の秘訣です。
そしてこのやり方は私たち
一般人も応用できるのです。
動物的な部分はもちろん才能や
遺伝子という面もあるでしょうが、
人間的な部分は誰でも
改善の可能性があります。
体のメンテナンスと体の声
健康というのは算数のようにハッキリした
答えがあるわけでは ありません。
どれだけ食事に気を使っても、
人間には今タンパク質が
どれくらい足りていないとか、
糖質がどれくらい必要だとか、
計算して求められるものではありません。
しかし野生の動物は本能的に
こうした量が分かると言います。
動物まで行かないにしろ、
我々人間の体にはこうした
体の声を聞く能力があるはずですし、
この能力に長けた人が
一流のアスリートというのは
間違いなく言えそうです。
一言で体といっても、
それが何を指しているのか、
何を捉えていて、何を求めているのか、
それが明確でない限り
健康にもなかなかななれません。
前に紹介したように、
無意識の行動と意識的な行動で
健康も変わってくるのです。
テレビのブームに乗って
何かを実行しても、 意味がないのは
こうした 考えたが無いからかも知れません。
一人一体は違うはずです。
だから自分の体をしっかり認識し、
体が何を求めるかを知るのは、
健康、美容、長寿を目指す上で
前提条件になるのです。
そしてその為にできることは、
論理的な分析だけでなく、
動物的直感や本能も大切です。
一流のアスリートの体のメンテナンス、
健康管理の秘訣からこうしたことを
学ぶこともできます。
一般人もこれを応用して
自分の体と向き合って行きましょう。


コメント