硬い、柔らかい石、パワーストーンの硬度を決めるモース硬度計

パワーストーンはそれぞれ
硬度が定められているのですが、
この鉱物の硬さを計る時に
用いるのが、モース硬度計です。
モース硬度計
19世紀の初めに、
オーストラリアのフリードリッヒ・モースが
考案した鉱物の硬さの基準となる
10種類の鉱物を「モース硬度計」
と言います。
硬度計とは言うものの、
各硬度ごとの硬さの感覚は均一ではありません。

鉱物は、それぞれに固有の硬さを持ちます。
硬さの基準となる10種類の
代表的な鉱物を選びだし、
お互いに引っかき合って
傷つく方(柔らかい方)から順に
10段階で示した硬さの基準を
「硬度」と言います。
最も硬いダイヤモンドの硬度は10、
最も柔らかい滑石は硬度1
に分類されています。
硬度
1:タルク(滑石)
2:石膏
3:カルサイト(方解石)
4:フローライト(蛍石)
5:アパタイト(リン灰石)
6:正長石、ラブラドライト(曹灰長石)、ムーンストーン(月長石)、
サンストーン(日長石)など
7:クオーツ、アメジスト(紫水晶)、シトリン(黄水晶)、スモーキークオーツ(煙水晶)、
ローズクオーツ(紅水晶)、アメトリン、アベンチュリン(砂金水晶)、ジャスパー(碧玉)、
アゲート(瑪瑙)、カーネリアン(紅玉髄)、タイガーズアイ(虎目石)、カルセドニ(玉髄)、
クリソプレーズ(緑玉髄)、オニキス(縞瑪瑙)、サードオニキス(赤縞瑪瑙)など
8:トパーズ(黄玉)
9:コランダム、サファイア
10:ダイヤモンド
しかし、ダイヤモンドは極めて硬いため、
硬度9のコランダム(鋼玉)と10のダイヤモンドの硬さの差は、
硬度1の滑石と9のコランダムの差よりも
大きいのです。
つまり、硬度はあくまでも鉱物と
鉱物の相対的な硬さの指標として
用いられているのです。
また「二硬石」と呼ばれる藍晶石のように、
方向によって硬度の異なる鉱物もあります。
そのため、鉱物の硬度を調べる時は、
いくつかの方向から調べる必要があります。
硬度の調べ方
標準鉱物と調べる鉱物を引っ掻き合わせ、
傷がつくかどうかで硬度を計ります。
傷がついた方の石が硬度が低い事になります。
硬度が低い鉱物から順に試してみる。
こすり合わせた後、粉を拭いてから傷を確認します。
鉱物には場所によって硬度が異なるものがあるので
いくつかの面で試してみます。
標準鉱物以外に指標になるもの
爪:硬度2.5
10円硬貨:硬度3.5
ナイフ、釘、ガラス:硬度5.5
硬度ペンシル
硬度の違うペン先が8種類ついた
ペンシルで、
ペン先で鉱物を引っ掻いて
その硬度を調べることができます。
モース硬度を知っておくと、
大切なパワーストーンが傷むのを
防ぐのに役立ちます。
数字の小さい、柔らかい石は
別に保管しておきましょう。
例えばカルサイトは
普段しまっておく箱に綿を敷いて
その上に置くか、
あるいはガラスのケースに
しまうと良いでしょう。



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