リズムに合わせて繰り返し暗記する勉強・学習、脳への効果

学習テクニックと脳の活用の極意

繰り返し暗記する脳への効果

それが自然と身についたのです。 彼はその後、お寺は継ぎませんでした。 が、大人になっても自然と お経は読むことができます。 馴染みがない人にとって 意味も分からない、単調な文字を唱える お経を覚えるのは大変なことでしょう。 しかし彼は自然に 覚えてしまったのです。 ここに一つ記憶のポイントがあります。 つまり、努力をして 「覚えよう」としなくても、 また意味を理解して 納得しようとしなくても、 とにかく 「十分な試行回数の繰り返し」 があれば、脳は覚えてしまうのです。 これは学習や勉強にとって 最も基本的なことになります。 ということは、 「とにかく繰り返して暗記する」 という方法が有効なのです。 算数で言えば「九九」 がそうですし、 化学の「元素記号表」 もそうでしょう。 だからこそまず 記憶術として使えるのが、 余計な事を考えずに、 リズムよくお経を読むように、 ただひたすら読んでいれば、 そのうち脳が勝手に 記憶してくれるはずです。

繰り返し暗記する勉強・学習は非効率?

ただし、 このやり方だと 時間もかかりますし、 意欲もなかなか沸きません。 大人になってから 興味もなく、信仰心もなく お経をただ繰り返せと言われれば 苦痛以外の何者でもないでしょう。 何もかもを 「ただひたすら暗記する」 というのは上手い方法 とは言えないでしょう。 だから少し工夫が必要です。 あれもこれもと欲張らず、 覚える必要のある 「コアな事柄」だけを、 ただひたすら暗記してしまう というのが効率的でしょう。 今読んだばかりの文章など、 一時的に記憶した内容を 「短期記憶」と言います。 そして、そこに とどめられた情報を、 何回も反復して思い出す事を 「リハーサル」と言います。 「短期記憶」の保持時間は 短く、何もしないと失われます。 そこでリハーサルによって、 短期記憶の情報をとどめる 時間を延長し、 脳の長期記憶へと転送する 確率を高める事ができるのです。 繰り返して暗記するというのは、 勉強、学習の基本になるので ここは外せないポイントです。

リズムに合わせて繰り返し暗記する効果

例えば、 ABCの歌は音楽に合わせ リズムに乗せて幼少期から歌います。 だから自然と覚えてしまいます。 ただの文字の羅列を覚えるのは大変ですが、 リズムに乗せると覚えやすいのです。 これは応用できそうです。 退屈だが重要な繰り返しの学習を いかに効率的に工夫できるか? がポイントになってきそうです。 ところで、お経と言えば、 木魚が出てきます。 ある流派では木魚ではなく 太鼓を変わりに使うのですが、 木魚でも太鼓でも 要するに「リズムを一定に保つ」 事を目的にします。 リズムを一定にしながら 暗唱していないと、 すぐに人間の脳は疲れてしまいます。 人間は「リードされる」と 楽ができる訳ですから、 分かりきった内容を ただひたすら暗唱するなどという 精神作業を行う時には、 リズムを保つ事ができないです。 また木魚でなくても リズムを取る目的の為に、 メトロノームを使う というテクニックもあります。 メトロノームというのは ピアノの練習をする際に 最も使われる、 リズム調整装置ですが、 正確にリズムを刻んでくれるので、 脳に一定の安心感を与え、 退屈な作業を楽にこなせる ようになります。 「メトロノームが鳴ったら、 暗記の勉強をする」 という習慣が身に付く ようになれば、 暗記もすぐに達成されるでしょう。 リズムに合わせて繰り返し暗記する ことは脳への効果が高いのです。]]>

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